白馬岩岳でのMTBダウンヒルのついでに、プチヒルクライム。紅葉もそろそろ終わりかけの11月半ば近く、雨の上がった午後からささっと行ってきました。
白馬村から長野県大町市の北部にある三つの湖、仁科三湖( 木崎湖、中綱湖、青木湖)の辺りの景色が好きで、年に何度かこの地域を訪れる我々。とりわけ木崎湖の東岸周辺に広がる水田地帯、JR 大糸線の「稲尾駅」付近の風景に、毎回癒されています。そんな木崎湖東岸から眺めた際に、視線の先にある山並みのてっぺんに、稜線付近を南北に走るスカイラインがあるらしい。後から調べてみると、そこはどうやら結構有名な絶景ルートらしいのですが、これまで全く知ることもなく。
木崎湖の旅館が終わる辺りから裏山へ入ると、一本道が。それが標高1300mの小熊山へと続く舗装林道です。我々以外は誰もいない森。強い風も相俟って、あちこちで木々がボトボト、バラバラと音を立てて葉を落としています。森全体が、今年一年纏っていた服を脱ぎ捨て、長い眠りにつく準備をしている。そんな瞬間に立ち会っているような印象でした。
小熊山の頂上付近を過ぎ、しばらく稜線上の林道を北上すると、急に視界が開ける場所が。そこは、眼下に木崎湖を望むパラグライダーのスタート地点。その後はさらに北へ下り、鹿島槍スキービレッジを経由して中綱湖へ。木崎湖を中心にグルッと時計回りに一周するルートです。
SUMMARY
- Rider:
- AIHARA RYOSUKE
- Date:
- 2021.11.09
- Distance:
- 23km
- Elevation:
- 647m
- Road Surface:
- TARMAC