嬬恋村〜湯の丸高峰林道グラベルライドの翌日は、上田周辺をブラブラした後、午後から回復走がてら塩田平をのんびりサイクリングです。かつてこの地域を訪問した際は、雨で自転車に乗ることが出来なかった為、今回ようやく念願が叶う形に。
山懐に抱かれた高台にある別所温泉から、上田市街地に向けて伸びやかに広がる扇状地が「塩田平」と呼ばれる地域。神社仏閣の多いこの地域は「信州の鎌倉」とも言われ、鎌倉時代から室町時代にかけての中世の文化財が、狭い地域の中に多数点在しています。
またこの地域は、上田藩の石高の約半分を担う重要な穀倉地帯であり、稲作が盛んな場所。しかし肥沃な土地ながら、年間降水量が900mm と雨が極端に少なく、水を確保する為に、地域には古来より多くのため池が作られてきました。周囲を山に囲まれた盆地の中に、ため池とお寺や神社が、そこかしこにある。そんな独特な地域を散策するには、自転車はうってつけの手段です。
ぐるっと一周巡って、20kmちょいのサイクリング。前日に走った湯の丸高原の山並みを正面に望みながら、秋の訪れを感じる風が塩田平に吹いていました。コロナ期間中は県外客利用不可という別所温泉の外湯に浸かるのは、また次回。
SUMMARY
- Rider:
- AIHARA RYOSUKE
- Date:
- 2021.09.29
- Distance:
- 23km
- Elevation:
- 300m
- Road Surface:
- TARMAC