夏休み中の数日、富士見パノラマスキー場の "向こう側" にある入笠牧場に滞在。標高1700mにあるこの地は、8月中旬でも日中の気温は27℃ほど。朝晩は15℃を下回るような爽やかな気候です。まったく予定を立てずに、天気と成り行きだけで過ごす贅沢な日々。この日は朝食を食べた後、標高1955mの入笠山山頂までハイキング。思いの外早く、4時間ほどで戻ってきてしまったので、午後2時ごろから急遽自転車に乗ろうということに。なにせ山のてっぺんに居るので、どっちに走りに行っても、最後は上りという展開が待っています。その辺をうろうろしていればいいのに。性でしょうか。伊那側に大きく下ってしまいました。後悔しても後の祭りです。
入笠牧場から伊那方面に下るにはいくつかのルートがありますが、今回は芝平峠から山室川に沿って高遠町方面に下ります。4kmほどのダート区間を過ぎると、旧 芝平（しびら）集落へ。「旧」というのは、この芝平集落、過疎や災害の影響から昭和50年代に集落ごと集団移転したという歴史があるからです。そんな経緯を踏まえて、この地域を自転車で巡ってきました。
芝平〜荊口（ばらぐち）集落を過ぎ、三義（みよし）地区にあるお寺、遠照寺（おんしょうじ）さんを見学。帰路は、高遠から杖突峠を経て茅野へ至る国道152号を使い、千代田湖経由で入笠牧場へ戻ります。途中から雨に降られ、食糧不足と脚不足がたたり、入笠牧場へ戻ったのは日没1時間後の19時半過ぎ。鹿の気配が濃厚、ガスで視界不良、平衡感覚がやられた真っ暗闇の中のラスト5kmの長いことといったら！ ライドは計画的に。
SUMMARY
- Rider:
- AIHARA RYOSUKE
- Date:
- 2022.08.14
- Distance:
- 53km
- Elevation:
- 1100m
- Road Surface:
- TARMAC ＋ GRAVEL 4km
MAP
HIGHLIGHTS
