サイクルウェアのお手入れについて

サイクルウェアのお手入れについて

Quality is never an accident. It is always the result of intelligent effort.
「品質は決して偶然に生まれるものではない。それはいつも、知的に努力した結果もたらされる。」
John Ruskin / ジョン ラスキン イギリスの社会思想家(1819 - 1900)

ASSOSの製品は、最高のパフォーマンスと着心地を追求する為、高い技術が施されています。
従って、お手入れの際は「少しだけ」気を遣ってあげてください。
そうすることで製品が長持ちし、製品本来が持つ高いパフォーマンスを維持することが出来ます。

〈着用の際〉
製品を着たり、脱いだりする際は、生地や縫製部分を強く引っ張らないでください。
手で生地を優しく動かすように、製品に身体を入れましょう。
着用後すぐに走り出すのではなく、一度ライディングポジションをとって、ウェアの縫製部やパッドの位置を丁寧に身体に合わせてください。
これにより最高のフィットが得られます。

〈ライド後の保管〉
ライドの後は、ウェアを風通しの良いところに置き、なるべく早く洗濯してください。
もし汗の量が多い場合は、可能ならば製品を水で濯ぎましょう。
汗に含まれるバクテリアによる攻撃から、繊維の劣化を軽減させることが出来ます。
ビニール袋やスポーツバッグの中など、風通しの悪いところに長時間入れたままにしないようにしましょう。
リフレクト(反射)素材の箇所の顔料などがくっついたり、剥がれ落ちたりすることがあります。

〈洗濯の際〉
サイクリングウェアは出来るだけ単独で、他の衣類とは分けて洗いましょう。
洗濯の前にウェアを裏表反対にし、縫製部を表にします。
洗濯用ネットに入れ、洗濯機のデリケート衣類用のコースで、30℃以下のぬるま湯で洗います。
その際、漂白剤や柔軟剤は使わず、単純に汚れを落とす為の洗剤を使用しましょう。
洗浄成分を敢えて弱くし、ゴム系繊維の劣化を防ぐ成分の含まれた専用液体洗剤 ACTIVE WEAR CLEANSER の使用が理想的です。
浸け置きはしないでください。色移りの原因となります。
乾燥機は使用しないでください。特に冬物製品に使用されている起毛フリース素材は乾燥機にかけると、非常に縮みやすい素材です。

以上のようなことを少し気にかけて、日頃のケアをしていただくと、ASSOSの製品は驚くほど長持ちするはずです。
最初買う時は、ちょっと高価だと思うかもしれませんが、長く使えて結果としては安くつく。それがASSOSです。

〈CHAMOIS CREME / シャモアクリーム〉
ライディングでの快適性をさらに高める為に、ASSOS CHAMOIS CREME のご使用をお勧めします。
ライドの前にパッドの全体に薄くクリームを塗ります。これによりお尻の摩擦を抑え、ほてりや炎症から肌を守ります。
また、汗により濡れたパッドとの長時間の接触による肌トラブルを軽減させる働きもありますので、長時間のライドになるほど、クリームの効果が感じられます。
(ごく稀に、クリームが肌に合わない方がいらっしゃいます。その際は直ちに使用をお止めください。)