ASSOSはここから生まれる。スイス本社のご紹介
ASSOSの本社があるスイス南部のティチーノ州、イタリアとの国境に近いルガーノ近郊の町、スタビオ。
本社の周りには緩やかな起伏のブドウ畑が広がり、高い建物の無い、のどかな田舎の町。
実際に訪れた印象を日本で例えるならば、信州松本から車で少しの、安曇野あたりに本社があるようなイメージが近いかもしれません。
しかし、ここはただの山に近い、のどかなだけの町ではありません。
寒いスイスの中では珍しい、地中海性の温暖な気候。
アルプスの氷河の浸食によって生み出された急峻な地形と、それに伴う美しい景色。
スイスとイタリアのいいとこ取りをした、豊かな食文化。
伝統ある建物と近代建築の傑作が入り混じる、ルガーノを中心とした美しい市街地。
ヨーロッパの富を持つ人たちが、週末の住居を構える高感度なリゾートの地でもあるのです。
当然、ヨーロッパを拠点とする多くの自転車選手達も、この豊かな環境を求めてこの地域に集まってきます。
ASSOS本社の周りでも、現在もしくはかつてのトッププロの選手達が自転車に乗っている姿を数多く目にすることが出来ます。
ブランド名である「アソス」は、ギリシャ語でトランプの「エース」のこと。
創業者であるトニー・マイヤーの祖先がギリシャ人であることに由来しています。
元々はスイスの北部に住んでいたのですが、太陽を求めて南部ティチーノに移ってきたのだそう。
そう言われてみれば、白壁にオレンジの瓦屋根。本社の中庭の光景も完全にギリシャです。
こちらのゲストルームの室内は、白 × 黒 の整然とした空間。
明るさの中にも、背筋がスッと伸びるような、少しの緊張感が生まれています。
どこを切り取ってみても 「白、黒、整然」。
徹底されているところがASSOSらしさ。
現在本社工場では、サポートするプロツアーチームの選手向けの製品や、スイスナショナルチームの選手向けなどワンオフの物を中心に作られています。
一般販売用の量産品の生産は、現在はブルガリアなどの旧東欧圏の専用工場に移管されています。
清潔で美しい工場内。
高い技術を持った女性フタッフたち。
こちらは修理部門。
世界各地に生産拠点が移っているASSOSですが、各国から依頼される修理は、全てこちらの本社工場で行われます。
レジェンド級の腕前を持った女性スタッフが修理に当たります。
いかがでしたでしょうか?
このような環境からASSOSの製品は生まれ、皆様のお手元に届いています。
質の高い製品が生まれるのも納得ですよね。
ますますASSOSの製品を気に入っていただけたら嬉しいです。