どうも、朝早過ぎる朝練でお馴染みの常陸(ひたち)です。
今回はロードバイクで速くなりたい人へオススメしたい、いや、本当は誰にも教えたくないワタクシ常陸の秘蔵のアイテムをご紹介いたします。それが、トレーニング後の疲労回復を助けてくれる「RECOVERY SOCKS EVO」です。

RECOVERY SOCKS EVO 疲労回復の為の着圧ソックス 価格 7,920円(税込)

丈の長さはかなり長いです。ふくらはぎの上、膝に近いところまですっぽりと覆い被さるウルトラハイソックス。用途としては、ライド中ではなく、主にアフターライドでの着用が正しい使い方。つま先からふくらはぎまで、ポンプのように血流を押し上げ、疲労物質の蓄積を防ぎます。だから、ライドの翌日も脚がスッキリ。フレッシュな感覚でトレーニングに向かうことが出来るのです。

独特なウェーブパターンこそパワーの源。医療用サポーターからヒントを得て作られたとあって、まさにサポーターのように肉厚で、しっかりとした生地感が特徴です。

使われている繊維は特殊な高弾性赤外線糸、それを 240 Needle という高密度で編み込むことで、医療クラス2(32mmHg / 2 Class Medical Compression)という着圧効果を発揮します。

私も朝練の後にリカバリーソックスを履くようになってからは、翌日の足のダルさがだいぶ軽減されると実感。それまでは、2~3日連続で乗ると、駅の階段を登るのもやっとなくらい、慢性的に足が重たく感じていました。ペダルの踏み込みも甘くなり、ベストな状態の6〜7割程度の力しか出せないイメージ。

それが、リカバリーソックスを履いた翌日は、筋繊維に多少ダメージが残っているものの、ベストな状態の8〜9割くらいの力が出せるぞ! となるのです。自分の場合、パワーメーターは使っていないので、あくまでも感覚的な話ですけどね。登り区間のタイムを見る限りでは、ベストからそれほど遅くないタイムを刻むことが出来ています。

それから、リカバリーソックスを使って良かったことがもう一つ。何かというと、寝覚めが良くなりました。足がダルいと感じていた頃は、それだけ疲れが溜まっているということですから、朝早く(3時に)起きるのが本当に辛かった。目覚ましのアラームが鳴ってから起き上がるまでが毎回ゾンビ状態。今日はやめとこうと二度寝してしまうことも多々ありました。それが、最近はスッと起きられるようになったのです。思うに、疲労 → 回復 → 疲労 → 回復 のサイクルがスムーズに行われている証拠ではないでしょうか。そのお陰か、無理なくトレーニングを続けられることで、フィジカルとメンタルの両面で良い状態を保てている気がします。

血気盛んな20代30代からすると、「疲労感って何?」って思うかもしれませんが、我々オジさん世代とっては切実な問題なんです。トレーニング後の回復はもちろん、レース前の移動時に、また、普段立ち仕事が多い方へもオススメです。最近疲れやすいなぁ〜と感じたら試してみてください。

 


 

さて、ここまではアフターライドの疲労回復のお話をさせていただきましたが、せっかくなので、ライド中のパフォーマンスアップに効果的なソックスもご紹介させてください。それが、リカバリーソックスの派生系「KOMPRESSOR SOCKS」です。

KOMPRESSOR SOCKS 夏用 着圧ソックス 価格 7,920円(税込)

つま先と踵の赤色が何やら意味深ですが、それ以外の足首から上は至ってシンプルなデザイン。丈の長さもオーソドックスな長さ。値段をみると、サイクリング用のソックスにしてはちょっとお高い。このコンプレッサーソックスに一体どんな機能が隠されているのでしょうか?

よ〜く見ると、くるぶしから上がリカバリーソックスと全く同じウェーブ状のコンプレッション素材。つまり、回復時だけでなく、ライディング中も血流を促進して、疲労物質を除去してしまおうという発想。わかりやすい効果としては、「終盤でタレない」ということ。

さらに注目すべきは、踵を中心にして関節をグルっと包み込む白いメッシュパターンの素材。これがテーピングを巻いているようなホールド力があり、足首がぐらつくのを抑える効果があるのです。皆さんもロードバイクに乗りたての頃に習いませんでしたか? ペダリング時に踵が落ちる動作(アンクリング)は力が逃げてしまうからNGと。

コンプレッサーソックスを履くことで、足の角度を矯正するテーピング効果により母指球で踏ん張りやすくなる。つまり、ペダリングの伝達効率が良くなるという訳。「終盤でタレない」プラス「ペダリングの伝達効率アップ」、Wの効果が期待出来るのがコンプレッサーソックスの凄いところ。もし、レース会場で足首がウェーブ状のソックスを履いてる人を見かけたら、「側の人間」と思って間違いないでしょう。

これは私の持論ですが、ロードバイクというスポーツにおいて、「人間の性能」と「機材の性能」のどちらが重要かと考えた場合、人間=8割、機材=2割くらいだと思っています。ヒルクライム限定なら、人間=9割、機材=1割くらい。機材のアップデートによる恩恵は微々たるもので、地道なトレーニングこそ強くなる近道だと。日々の積み重ねの中で疲労と回復をマネージメントすることが重要です。ちょっと話がそれましたが、もっと強くなりたいという方は、トレーニング効果を最大限に引き上げてくれる着圧ソックスを履きましょう。
「継続は力なり」ですよ。

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