長い長い夏がようやく終わり、ようやく過ごしやすくなってきたかなぁと思う間も僅か、今度はあっという間に寒さを意識する季節がやってきました。そんな今時期の足元の装い、皆様いかがでしょうか?
夏用のソックスでは心許ない。でもまだ冬用のウールのソックスを履くには早い気がする。そんな、この季節にぴったりなのが、アソスの SPRING FALL SOCKS です。
気温が微妙な中間時期(=インターミディエイト)に向けて開発されたアソスの春秋用ソックスは、日中に気温が20℃以上にまで上がっても、一方、朝晩は10℃ 近くまで気温が下がっても、いずれも苦にすることなく、一定の変わらぬ感じ方で履いていられる。そんな製品です。その名の通り、秋と春、それぞれ2ヶ月ずつ。一年の 1/3 くらいの期間使うことが出来ると思います。そんなアソスの春秋用ソックスが、今シーズン新しくなりました。
SPRING FALL SOCKS EVO black ¥3,960
SPRING FALL SOCKS EVO white ¥3,960
ブラックとホワイト、2色で展開のこちらのソックス。かつては INTERMEDIATE SOCKS の名で、先代からは SPRING FALL SOCKS と名を変えながら展開されている、この時期用のロングセラーソックスです。今シーズンより、新世代 EVO版へと進化しました。
前世代の製品と比較し、見た目はほとんど変わっていないような印象ですが、実は素材の配合を大きく変えています。夏用ソックスとほとんど変わらない薄手の素材と履き心地ながら、気温の上下に ”揺るがない度” がさらに増しています。実際に使ってみると、夏用とも冬用とも異なる、シューズ内が「ぬくい」「ぬるい」(表現が難しいのですが…)ような独特の印象で、まさに秋用なんだなと妙に納得してしまいます。また、今作ではカフの丈が長くなっており、これまでの15cmから17cmになりました。「ふくらはぎを冷やさない方が良い」という考えが更に浸透した結果です。
今シーズン2023年より、春秋用ソックスにもうひと種類加わり、レーシンググレード EQUIPE RS 系譜の春秋向けソックスが登場しました。ノーマルの SPRING FALL SOCKS EVO と比較し、ウールがブレンドされたような、柔らかで素朴な風合いの素材になっていますが、実際にはウール成分は特に含まれていないのが面白いところ。
ノーマルの SPRING FALL SOCKS EVO が「サラッと」した印象の素材感であるのに対し、こちらの RS SPRING FALL SOCKS の方は「フワッと」した印象の素材で、やはり暖かさはこちらの方が勝りそうだと感じさせます。また、RSシリーズのユーザー層、「より高強度、且つタフな環境に足を踏み入れる」ことを考慮し、つま先部分の生地の厚みを増しており、保温効果を上げています。 丈も1cm更に長くなり18cmのカフ丈。「丈長め × クラシックロゴ」がいかにも EQUIPE RS の雰囲気を醸し出します。尚、こちらはカラー ブラックのみとなっています。
同じような春秋向けのソックスを2種比較するだけでも、それぞれ素材に違いが感じられ、非常に興味深いアソスの製品群。まずはその素材感をお店で確かめてみてください。皆様のご来店をお待ちしております。