アソス プロショップ トーキョー のヒタチです。
ここ1ヶ月ほど、店舗の移転で慌ただしい日々を過ごしておりましたが、先日の9月5日、リニューアルオープンの日を無事に終えることが出来ました。我々スタッフも一安心。これで少しは落ち着いたかなぁ。
…というのも束の間。既に、ASSOSから2020年秋冬コレクションが到着しており、ここからが本当の意味で繁忙期に突入といったところ。全国のアソスファンの皆さまから、「早く新商品について詳しく教えろ!」という声も聞こえてきそうなので、今回から少しずつ、NEWアイテムをピックアップして紹介してまいります。
最初にご紹介するのは、SPRING FALL LINER GLOVES 。
ご覧の通りの地味な小物ですが、晩秋から真冬にかけて、長い期間使えるインナーグローブ。冬場のサイクリングの永遠のテーマでもある、指先の「冷え」問題を解決してくれる期待の星が登場しました!
冬の装いを形成する上で、グローブは重要かつ難しいアイテムのひとつ。指先を冷えから守る「防寒性の高さ」、ブレーキ及び変速がしやすい「操作性の良さ」、この二つの機能が両立していることが求められます。ところが、素材の性質からすると、「防寒性の高さ」と「操作性の良さ」は相反する要素。現実問題として、「世の中に完璧な冬用グローブなんて存在しない」と言って良いかもしれません。
防寒性が高い → 厚手 → 操作性が悪い
操作性が良い → 薄手 → 防寒性が低い
そこで発想の転換。一枚で完璧なグローブが難しいのであれば、グローブもレイヤリング(重ね着)しちゃいましょう。「SPRING FALL LINER GLOVES」をお手持ちのグローブと組み合わせれば、様々な問題を一気に解決してくれます。
保温性が1段階アップするインナーグローブ
ポリプロピレンとポリアミドの混紡繊維の特徴として、優れた断熱性と速乾性が挙げられます。上半身に着用するベースレイヤーと同じく、繊維の中に自身の体温を溜め込みつつ、汗を外側へ排出して、汗冷えを起こしません。お手持ちのグローブにもう少し暖かさが欲しい。そんなシーンに最適です。
重ね着けしやすいフラットな構造
Linear Seamless(リニアシームレス) テクノロジーにより、全体がフラットに織り込まれ、指の一本一本に吸い付くようなフィット感になりました。シワがよらず、他のグローブの中に入れても、嫌なごわつき感がありません。
素材がぐーんと伸びますので、指の長い人でも大丈夫。指の又にも深くフィットします。そして、手首(カフ)部分は、RAW-CUT処理(切りっぱなし)が施され、素材本来の柔軟性を生かして手首に隙間なくフィットします。
季節の変化に応じて、グローブの重ね着も色々。
夏用の指切りグローブと合わせると、薄手の保温グローブして春秋に使えます。また、冬用グローブと合わせると、厳冬期対策として使っていただけます。非常に薄っぺらいので、ジャージ・ジャケットのバックポケットに入れても邪魔にならず、持ち運びも楽々。ライドシーンに合わせて着脱しながらお使いいただけます。
まだまだ暑い日が続いていますので、なかなかイメージし難いのですが、冬場は指先から冷えやすく、そして、いったん冷え切ってしまうと、霜焼けのような状態になり、指先に血流が戻らなくなってしまいます。末端冷え症の人なら尚更。在庫が無くなってしまう前に、早め早めに準備しておきましょう。