どうも、ASSOS PROSHOP TOKYO の常陸(ひたち)です。
最近、GIRO STUDIO TOKYO の内田と遊ぶことが多いワタクシ。つい先日も一緒に遠征ライドへ出掛けてまいりました。別にオトコ男同士でイチャイチャしたい訳じゃありませんよ。お互い、他に遊んでくれる人がいないだけ…。

今回の行き先は、群馬県の北西部、中之条町の「六合」という地区。「六合」=「くに」と読みます。
「古事記」、「日本書紀」に六合の表記があり、そこに「くに」と読みが付けられていることに由来するとか。かつては、入山、生須、小雨、太子、赤岩、日影 という六つの集落が合わさった「六合村」が存在していましたが、平成の大合併により中之条町の一部として吸収されました。

ちなみに上の写真は、六合地区を題材としたポスターです。
群馬県立女子大学国文学科の学生さんと、中之条町地域おこし協力隊の皆さんとで共同製作されたもので、2019年度「第67回 日本観光ポスターコンクール」において審査員特別奨励賞を受賞。上手い表現が見つかりませんが、「そこに行けば自分のルーツに出会えるかも」そんな冒険心を駆り立てる作品ではないでしょうか。

美しい自然に囲まれ、日本の原風景が色濃く残る場所。そんな六合の魅力に取り憑かれたワタクシ常陸、ここ数年は毎年欠かさず訪れております。

この日、全国的に今年一番の冷え込みを更新したそうです。
内陸山間部に位置するこの辺りでは、一層厳しい寒さが待ち受けておりました。我々が到着した時点で朝の9:30を回っていましたが、気温が1℃って、もう真冬じゃん!

 

ウェアに着替えたり、バイクの準備をしていると、先ほどよりも陽光が明るさを増し、寒さも和らいできました。スタート直前には気温4〜5℃まで上がり、これなら日中はもう少し暖かくなるはず。
とは言え、これから我々が向かう先は山奥の秘境。タフな登り下りを含むコースプロフィールを踏まえて、ウェアの選定は慎重にならざるを得ません。
そこで、ワタクシが実践したレイヤリングは、SPRING FALL と WINTER のアイテムを組み合わせたMIXスタイル。

トップス / 春秋
EQUIPE RS SPRING FALL AERO JACKET

ベースレイヤー / 冬
WINTER LS SKIN LAYER

ボトムス / 春秋
EQUIPE RS SPRING FALL BIB SHORTS S9

ウォーマー / 春秋
EQUIPE RS SPRING LEG WARMER

キャップ / 春秋
SPRING FALL HEADBAND

グローブ / 冬
WINTER GLOVES

ソックス / 冬
WINTER SOCKS

シューズカバー / 春秋
SPRING FALL TOE COVERS G2

注意すべき点は、長い登坂区間で汗をかき過ぎないようにすること。そうすれば、直後に下りに突入しても汗冷えを起こす心配がありません。漕ぎ出しに体が温まっていないからと言って、冬物の着込み過ぎは禁物。
適度に春秋物をミックスしてあげると、運動中に汗をかく量が少なくて済みます。その方が疲れ難く、コンディションの良い状態が長続きしやすいのです。

これら基本装備に加えて、下山時に羽織るシェルの携行は必須。
EQUIPE RS SCHLOSSHUND RAIN JACKET EVO をバックポケットに詰め込み、万全の体制で臨みます。

 

ここから先は、枯れたオヤジ二人による珍道中の模様となります。
写真多めのスライドショー的にご覧いただければ幸いです。

 

 

 

我々がやってきたのは、標高1513mに位置する野反湖(のぞりこ)。
これが人造のダム湖? 言われなければ判らないほど、周囲を2000m級の山々に囲まれ、大自然の一部に溶け込んだ静かな佇まい。

今回、内田を連れてきたのは、この景色を見せたかったからこそ。
この日は雲ひとつない快晴に恵まれ、空の青を写す湖面に心洗われるようです。

道路に積もった雪を見つけて、無邪気に写真を撮りまくる内田。

葉を落とし、白い樹皮があらわになったダケカンバ(岳樺)の森。

南北に細長いカタチをした野反湖。
湖の東側は道が整備され、北端のダム堤防まで続いています。

この先にはキャンプ場があり、道はそこで行き止まり。

ここは分水嶺に位置しており、この水は日本海へ注いでいます。

人に向かって雪を投げつける内田。

 

 

 

湖の北端で道は行き止まり。
元来た道を引き返しながら、湖畔の遊歩道へちょっと寄り道〜。思う存分、自然の中で遊ばせていただきました。

 

野反湖を後にしたオヤジ二人。
まだ時間も早いことだし、もう少し走りたいね〜。ということで、クルマで北軽井沢へと移動します。

北軽井沢の別荘地近くにクルマを停め、そこから自転車で嬬恋村へと向かいます。
浅間山の裾野に広がる一面のキャベツ畑。夕陽に照らされながら、しばしのクルージングを楽しみます。

 

日も沈みかけ、浮かび上がる山のシルエットが幻想的。
そろそろ戻らないと暗くなっちゃうよ〜。

クルマを停めた駐車場までサクッと戻るつもりが、ここで痛恨のミス。
迷路のように入り組んだ別荘地の奥へと迷い込んでしまいました。しかも、落ち葉のグラベルロード。

日の入りの時刻を過ぎると、あたりは一気に冷え込みます。気温は朝と同じ1℃…。
シェルを羽織るにも、寒さで手が震えてファスナーを閉めるのもやっと。スマホで現在地を確認しながら、舗装された道へ戻る最短ルートを探します。

最後は真っ暗闇の中を爆走! なんとか無事に戻ってくることが出来ました。緊張から解き放たれ、やけにテンションが高いオヤジ二人。この後、冷え切った体を温めるべく、温泉に浸かってから帰りました。

ウィンターライドの後の温泉は格別なんだぜ〜! by 内田

LINE公式アカウントお友達追加でお得な情報をゲット

友だち追加

SHARE