みなさん、こんにちは! ASSOS PROSHOP TOKYO アイハラです。
お休みだった5月12日(水)、草津から国道292号を通って渋峠まで行ってきました。少し前に、当店常陸から「草津から渋峠まで通れるようになったらしいよ!」との情報を聞いて、そこは財布とフットワークの軽さには定評のあるワタクシ。天気を見てカミさんと二人、ササッと出掛けてきた次第です。

白根山の火山噴火警戒レベルがこれまでの2から、今回1へ引き下げられたことにより、4月末に4年振りに全面開通となった「志賀草津高原ルート」。確か前回通行可となった際は、火山活動の活発化により僅か数ヶ月程度でまた通れなくなってしまったはず…。通れるうちに行っておこう!


草津から渋峠に上るのは、ずいぶん久し振りです。12〜13年振り?
2010年にお店を始める前はトレーニングも兼ねてよく草津を訪れていて、万座から高山村の方に下りてまた山田牧場を上り返してくる際に、ハンガーノックになってかなりヤバかった!なんてこともありました。



今回は、草津の街も渋峠もお初のカミさんに、是非ともこの景色をご覧いただきたいと思い、私はアシストに徹しながらグラベルバイクでのんびりとヒルクライムです。朝9時45分に草津スキー場天狗山駐車場をスタート。


草津から白根山を抜けて渋峠までのルートの魅力。それは、そんなに距離が長くもなく、そんなにキツくもないのに、景色がとてつもなく素晴らしい!そのことに尽きると思います。

クルクルと脚を回していると、意外と早く白根山の頂上付近へ到着!スタート地点の草津スキー場天狗山駐車場からは距離13kmほど。標高は2000mです。写真を撮ったりしながらでも1時間半程度で到着します。
ここがかつて行われていた「ツール・ド・草津」ヒルクライムレースのゴール地点でした。それにしてもカレーパウダーを振り撒いたような、まっ黄色の白根山の湯釜周辺の様子にびっくりです。

そして個人的にはここから先の区間が大好きなのです。草津白根レストハウス付近から渋峠まで、尾根のてっぺんを縫うルートは、日本とは思えないようなスケール感。

万座方面への分岐。

尾根に上がることで、向こう側(長野側)に見えてくる北アルプスの峰々。

この日は陽射しが暖かくて、風もほとんど無く、最高のコンディション。標高2000mを超えているとは思えない、穏やかな空気です。

それにしても、よくこんな所に国道を通したものです。スゴいな〜。

山田峠。この辺りは中央分水界となっており、写真右手側の斜面に流れた水は群馬県中之条町を経て、利根川から太平洋に注ぎます。一方、左側の斜面に流れた水は長野県高山村を経て、千曲川から日本海へと注ぎます。海から最も遠い場所の一つ。ここはいつ通っても、日本の背骨のてっぺんに居る感じがして、毎回ゾクゾクとなんだか身震いがしてしまうのです。

やはり今年は暖かいようで、道路脇の雪もだいぶ高さが低くなっていました。



白根山を時計回りにぐるりと回ったところで、

渋峠へ到着。

欲張って、渋峠からさらにもう少し、長野側に下ります。


カーブを抜けると、

この、横手山ドライブイン付近からの景色が本日のシメ。ここまで下りることで、志賀高原側(長野側)の景色も堪能することが出来ます。草津側(群馬側)とは結構景色が違うんですよね。

横手山 2307スカイカフェ にて「山のピザ」補給。美味しかったです。ご馳走様でした!
さぁ、帰りますか〜。時刻は13時半。


渋峠付近から見る草津の街。右手の白根山をぐるっと回って、あそこまで下ります。

果たして次はいつ来ることが出来るのか? 山田峠で往来を見守るお地蔵さんに、再訪を誓うのでした。「また来るよ〜!」





約20kmの気持ちの良い下り! あっという間に終わってしまいます。



下山後、少しだけ草津の街を自転車でぶらり。湯畑周辺にも人はまばらで、寂しい限りです。草津に泊まる目的の一つが、夜の街のそぞろ歩きの楽しさ。早く日常に戻れることを願っています。

本日の走行距離は44km、獲得標高1300m。久し振りに訪れましたが、やはり渋峠は日本屈指のサイクリングコースだと再確認しました。次は長野側から上りたいな〜!

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