どうも、糸の切れた凧こと、常陸(ひたち)です。
来月、6月9日(日)は富士ヒルの日。
言わずもがな、国内最大級のヒルクライムイベントMt.富士ヒルクライムですね。
ベテランから初心者まで、山登りが好きな人も嫌いな人も、何の因果か?
みんなで苦しみを分かち合いながら、富士山の五合目を目指すんですね~。
自分がエントリーしたのは何年前だろ? もう遥か昔のような気がします。
富士ヒルは初心者の参加率が高いイベントでもあります。
なので、今回はおさらいの意味も込めて、試走からレース当日まで、携行必須なアイテム、
シェルについてのご紹介。
まず、シェルの種類について、袖の有り無し、素材特性(防風or防水)の違いによって、
大きく3タイプに分類されます。
それそれ得意とするシチュエーションが異なりますので、どれを選んでも大丈夫とは言えず、
気温、天候、走るコース、走力によっても、オススメの順番も変わってきます。
①ウィンドベスト【ミレ GT ウィンドベスト】
袖無し × 防風素材。 袖が無い分、軽量コンパクトに特化したタイプ。
袖がバタつく要素がないので、高速巡行をキープしやすいという点から上級者好みのシェルです。
また、脇下から発生する汗蒸れは外側へ逃げていくので、いちいち着たり脱いだりを繰り返さなくても
快適さを保ちやすいメリットがあります。
メインにつかう時期は、春から夏へ、夏から秋への季節の変わり目。
半袖ジャージでは少し肌寒いかも…、なんて時に持っておくと安心です。
②ウィンドジャケット【ミレ GT ウィンドジャケット】
袖有り × 防風素材。 ベストと同じ素材ですが、袖が有ることで防寒性は大幅にアップ。
下山用のシェルとしては、ベストよりも安心です。下りで攻めたい人は別ですけどね。
軽さ・畳んだ時の大きさもベストとあまり変わらずで、持ち運びも楽々です。
真夏と真冬以外は、何かと使う機会が多いのもこのタイプ。
“大は小を兼ねる”という観点から、ベストよりも汎用性が高く、最初の一枚として選ぶならコレ。
③レインジャケット【エキップ RS レインジャケット】
袖有り × 防水素材。高い防水性と透湿性を合わせ持つ、高性能レインジャケットこそ
最強のシェルと言っても過言ではありません。
ウィンド系のシェルよりもしっかりとした生地の厚さから、荷物としては少しかさばります。
ただ、それ以上に防寒ウェアとしても非常に優秀で、着続けていても蒸れにくいことから、
雨の日以外であってもオールシーズン使えるメリットの方が大きいと言えます。
エキップ RS レインジャケットは、ブルべやロングライドをされる方へオススメ。
春、秋、冬の気温が低い時期に加えて、天候が変わりやすい標高の高いエリアでは特に有効です。
これからの梅雨時期に開催されるレース・イベントに備えてはいかがでしょうか。
それでは、富士ヒルの当日は何を持っていくべきか?
スバルラインのゴール地点は標高2300m、天候によって気温が大きく左右され、6月でも気温が
5度以下なんてことも珍しくありません。
ただ、レース当日に限っては、下山用の荷物をバスで上まで運んでくれるので、雨具・防寒具は
まとめて預けておけば大丈夫。
“スタート前の待ち時間に身体を冷やさないこと”
これがレースで良い結果を出すために重要なポイント。
とにかく参加人数が多いので、待ち時間が長くなるのは覚悟しましょう。
最初の選抜クラスが7:00にスタートしてから、8:30までの間、5分毎にスタートが
分けられるということですから、遅い組ではウォーミングアップも虚しく思えます。
当日の天候次第ですが、準備として一番オススメは【ミレ GT ウィンドジャケット】
スタートの富士北麓公園は標高1000m付近、朝は冷え込むことを考慮して、ベストよりも防寒性に優れ、
レインジャケットよりも軽量コンパクトなミレ GT ウィンドジャケットが最適なチョイス。
自分のスタートが近づいてきたら、くるくるっと丸めて、バックポケットにしまいましょう。
計測開始の料金所までは助走区間がありますので、慌てなくも大丈夫です。
落ち着いて行動することが、良い結果に繋がる筈。
女性には女性用のウィンドシェルをオススメ。
左 【ユマ GT サマー ウィンド ジャケット / 女性用 背面メッシュ】
右 【ユマ GT サマー ウィンド ベスト / 女性用 背面メッシュ】
女性用の大きな特徴として、背中側がメッシュ素材になっていますので、熱気がこもりにくく、
夏場でも冷え性な女性にオススメ。
また、尾根伝いのようなアップダウンが繰り返すコースでは、積極的に取り入れたいシェルです。
何はともあれ、レース当日はお天気に恵まれるといいですね~。
皆さまのご健闘を祈ります。
ASSOS PROSHOP TOKYOHAVE A GOOD RIDE ! オフィシャルブログ