先日の定休日は久しぶりの青空!!
カビが生えた身体を甲羅干しすべく、意気揚々と出掛けてまいりました。
しかし、その後は相変わらず、グズついた天気が続きますな~。
梅雨はいつ明けるんでしょうか?
さてさて、今回はRSRソックス(左)とRSソックス(右)の違いについて。
見た目はどちらもシンプル。 呼び方は“R”が1個多いか少ないかだけ。
イメージ的にRSRの方がよりタイトフィットな決戦用と思うのが普通でしょう。
しかし、実際に履き比べてみると、単純にそういう訳ではないことが判りました。
まずは、平置きの状態で比較。 (左)RSRソックス (右)RSソックス
サイズがふた回りくらい違うように見えますが…
どちらも同じサイズ1(EUR 39-42)という驚きの事実。
この差は使われている繊維・編み方の違いによるもので、履き心地が違えば、
それぞれ得意とする方向性の違いが明確に表れていると言えます。
RSソックスは見た目はとても小さいのですが、開口部からつま先まで無理なく、
スルスルと足が入っていきます。
極細の繊維により全体が均一な薄さで、土踏まずのあたりでテンションの高い、
輪っか状に締め付ける編みに変化していますが、履き心地はとても柔らかく、
装着感の少なさではピカイチ。
シューズを素足で履いているようなダイレクト感から、決戦用として選ぶなら
RSソックスがオススメ。
ヒルクライムでは軽さも武器になります。
一方のRSRソックスは最初の状態から伸びにくく、しっかりした履き心地。
高弾性繊維を使用した、ビッシリと目の詰まったリブ編みが特徴的です。
まず、足を入れた瞬間に感じる確かなフィット感。
ペダルを回し始めると、つま先からジワジワと効いてきて、スネから下がフワ~っと
軽くなったように感じる瞬間があり、それが慣れてくると自然なフィーリングへ。
この編み方、どこかで見たことあると思ったのですが、以前ラインナップされていた
eC リカバリーソックスによく似ています。
着圧の変化で血流を促進して、浮腫み防止や、疲労回復を狙ったアフターライド用の
ハイソックスがありましたよね。それと同じ効果を狙っているようです。
また、足首の関節部分は更に着圧を強化した格子状の編込みでサポート。
テーピングを巻く要領で、かかとの部位は逃がしてあります。
これが思いのほか効果を実感しやすく、テーピングまでとはいかないものの、
アンクリング防止とでも言いましょうか、ペダルを踏み込む足の角度を自然と
安定させてくれるようです。
疲労軽減、関節のサポートという2つポイントから、ロングライドの後半で、
その効果が期待できそうです。
普段のトレーニング、サイクリングであれば、RSとRSRのどちらも優秀な快適性を
発揮してくれます。あとは履き心地のお好みで選んでいただければ大丈夫。
ただ、一方を使ってみると、もう一方も試してみたくなりますね。
使い分けの一例として、レース前日や直前の足慣らしではRSRソックスを履いて、
フレッシュな足の状態を保ち、いざレースの時にRSソックスに履き替える!!
なんてこともアリです。
普段、立ち仕事が多かったり、翌日に疲れを残したくない場合は、
RSRソックスを積極的に導入しましょう。
ワタクシも歳のせいか、翌日に疲れが残るんですよね。
RSRソックス、もう1足買っておこうかな…。
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