どうも、常陸です。

お待たせしました、NEWジャージ三姉妹シリーズの続き。
今回は三姉妹の真ん中っ子 次女のSS.エキップ EVO8をご紹介。


チャームポイントは何と言っても左袖のモノグラム。
アシンメトリーデザインに、シェイプされた美しいフォルムが相まって、
まるでモダンアートの佇まい。切れ味鋭いクールな印象を駆立てます。

しかし、見た目の大人しさに反して、胸に秘めたるは勝利への熱き想い。
そんな一途なところに、男は弱いんだよな~。
キャッツアイ的にいうと瞳。
最新のアソスを語る上で欠かせない、特別な存在となっております。

SS.エキップ EVO8】 ¥21,384(税込)

“エキップ”というネーミングからお察しの通り、リオオリンピックをターゲットに
スイスナショナルチームへ供給する純正レーシングジャージというのが開発の経緯。
その実績を元にBMCレーシングチームへと引き継がれております。

今年2月に遡りますが、アソス本社のマーカス氏が来訪した際に
披露してくれたジャージがこちら…。



BMCチームジャージ!! しかもオーストラリアチャンピオンカラー!!
内側には選手の名前を書き込むタグがプリントされ、これぞ本物の証と言わんばかり。
カラーリングこそ違いますが、SS.エキップ EVO8がベースとなっているのは間違いありません。


選手のパフォーマンス向上の為に採用された新素材 Type.176 。
表面に施されたシボ加工(凹凸)が独特の風合いを醸し出しております。
サラリとした肌触りから、夏着物に使われる涼感素材“ちりめん”を連想してしまいました。


よ〜く見ると、直径が1.5mm程度の小さなクレーターが隙間無くビッシリ。
表面積を増やすことで、汗の吸収と速乾性を高めてくれるというのは理屈では
判っていましたが、超軽量且つ高伸縮が求められるレーシングジャージにおいて、
ここまで緻密に再現した素材は初めて見るかも。


背中のメッシュパネルは上位グレードのSS.カンピオニッシモ EVO7から
受け継いだType.220を採用、肩回りの立体裁断は素材の進化に伴い、
微妙にアレンジされております。


正面から見た時の襟の無いカッティングも実戦的。
空気抵抗の低減と呼吸のしやすさを両立しております。

どうしてここまで素材やカッティングにこだわるのか?
そもそも、人間は暑さには強い動物なんだそうです。
薄い皮膚を持つ事で、代謝熱を外へ逃がしやすいこと。
また、全身に汗腺が発達していることで、大量に汗をかき、気化熱を利用して
体温をコントロールする能力が他の動物よりも遥かに高いんだそうです。

それでも尚、暑く感じるのは、発熱に対して放熱が追いついていないから。
また、湿度が高くなればなるほど体感温度は上昇して、不快感を増す要因となります。

そう考えると、新素材 Type.176 はロードレーサーの皮膚が究極進化したようなモノ。
風を受けながら、汗の気化スピードを倍速促進させることで、不快の要因だった汗を
冷媒として味方に変えてしまおうという発想。
高温多湿な日本の夏こそ本領発揮の場と言って良いでしょう。



SS.エキップ EVO8に込められた特別な想いは、新しいモノグラムデザインからも
ジンジン伝わってまいります。
目がチカチカするとか言ってたらダメですよ〜。



昨年末オープンしたロンドンの旗艦店も…。



スイス本国のチームカーも、ばっちりお化粧されております。

モノグラムデザインはメーカーが主力製品として位置付けしている証。
上位グレードを凌ぐ性能を秘めながら、ミドルグレード並みの価格設定に
抑えている点も非常に戦略的と言ってもいいでしょう。



知れば知る程、早く使ってみたくなります。
このジャージ、アイハラ&ヒタチともにブラックをチョイス。
この夏はモノトーン×モノグラムでクールに決めるぜ!!


【SS.チェント EVO8】編へ続く。

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