ASSOSウェアとGIROヘルメットに身を包んだ謎のサイクリスト集団現る。
いや、怪しい訪問販売とか勧誘じゃないので、ご安心ください。

かねてよりご案内していた『春のトレーニングライド with GIRO』、一度は雪で
中止になりましたが、先日4月4日(水)にやっと開催することができました。

起点となるのは埼玉県小川町にある『道の駅 おがわまち』。
出発前に、参加メンバーの自己紹介がてら、ご自身のGIRO歴を語っていただきます。
まだ、GIROをお持ちでない方にも、フィッティング用ヘルメットをご用意させていただき、
実際のライドで使用感を確かめていただくというのが、今回のライドの趣旨。

この日は、4月初旬とは思えない初夏の陽気。半袖に短パンが気持ちいい~。
急に暖かくなったせいで、都内ではあっと言う間に見頃を過ぎてしまった桜も、
山間には満開の木がまだ少し残っていました。

民家の庭先を過ぎると、まもなく林道へ突入。
序盤からいきなりヘビー級の激坂に翻弄され、否応なしに“ふるい”にかけられるメンバー。

そんな中、軽量クライマーらしく、急勾配でもヒラヒラと登ってしまうこの方。
当店ライド初参加のTOSHI様です。
青いジャージ&青いヘルメットのコーディネートがめっちゃ爽やか!!

そして、今回唯一の女性MISATO様も初参加。
「今回かなりキツイコース設定ですが、大丈夫ですか?」
女性だからと言って、侮ってはいけません。
トライアスロンを専門とするMISATO様、モンスター級のスタミナと、不屈の精神力を
兼ね備えたパワフルウーマン!! 並みのメンズでは置いて行かれちゃいますよ。
2018シーズンのASSOSアンバサダーに選ばれ、今後の活動も目が離せません。
女性ならではのウェアに対する悩み、リクエスト、色々あると思います。
世の女性の皆様、MISATO様のレイヤリングを参考にしてはいかが?
インスタのフォローもよろしくです!!
https://www.instagram.com/misato_g_3310/

とりあえず、ウォーミングアップ終了。
ピークポイントで休憩しながら、GIROの話で盛り上がります。
私ヒタチも今日のライドの為に、GIROヘルメットを購入しましたよー!!
AEON(イーオン)ワイドフィット は、典型的な日本人頭の私でも、ストレスなく、
快適な被り心地。マットダズルの渋いカラーリングも超お気に入りです。

主に平地での高速巡航を得意とするエアロ系のVANQUISH(ヴァンキッシュ)ですが、
シールドを外した状態では、見た目もそんなにエアロっぽくないし、オールラウンドに使えそうです。
それから、GIROのヘルメット全般に言えるのですが、後部がポニーテール対応の構造になっているので、髪の長い女性でも深々と、安心して被れるんだそうです。

気が付けば、こんな見晴らしの良い場所。
「あそこから登ってきたのね~」

激坂を登っては下り、下っては登るを繰り返すタフなコース。
堪らず、牧場で休憩するメンバー。
「コラー!! 勝手に休憩するなー!!」

牧場を後にして、ジェットコースター級の下りを一気にバビューン!!
下山して「さあ、これから本日のランチポイントへ向かうぞ~」と思ったら、後方でパンク発生。

たった今、気持ち良く下ってきた道を必死に登り返して、救助に向かいます。
正直、この時が一番キツかったかも…。

公園や川沿いの桜並木も悪くないですが、私が好きなのは山の中で不意に出会う一本の桜。
その凛とした姿に、ハッと心がときめきます。

時期的にはツツジが満開。
この辺りの景勝地『長瀞八景』の一つ、岩根山のツツジ園を遠目に眺めるのも一興。

ヘルメットもシューズも長らくGIROを愛用していただいているこちらのジェントル。
年期の入ったASSOSウェアに身を包み、珍しいLYNSKEYのチタンバイクを駆る姿から、
ただならぬオーラが漂っています。

ご存知の方も多いと思いますが、1980年代にプロのロードレーサーとして、国内外で活躍された 宮代 邦彦 様です。亡くなられた 森 幸春 師匠のチームメートでもあり、日本のロードレースシーンに名を残すレジェンドでございます。

現在は神奈川県大磯にて、1803年から続く老舗の鰻屋さん『國よし』の18代目として
厨房で腕を振う日々。

実は、過去のライドでブログにも登場しているのですが、気付いてた人いるかな?
筋金入りのASSOSユーザーでもある宮代さんに、再びお会いできるとは嬉しい限り。

「GIROのヘルメットはアイウェアを差し込める孔があるんだよ」
「本当だ、孔の内側に滑り止めのラバーが付いてる」
そんな話題で盛り上がるメンバー。

さてさて、ここまで来れば、あともう一踏ん張り。
日本の里100選に選ばれた風布(ふうぷ)にて、名水百選に選ばれた日本水(やまとみず )を
飲んで喉を潤すメンバー。 冷たい湧水が身体の奥まで沁み渡ります。

あっ、言うの忘れてましたけど、この水汲み場の直後が、今回のライドの最難関。
私ヒタチが勝手に選んだ日本の激坂100選の一つ『釜伏峠』ですよ~。

そうそう、この方のご紹介も忘れてはいけません。

これまた珍しい、INDEPENDENT FABRICATIONのエロいスチールバイクを駆るナイスガイこそ、
カリフォルニアのGIRO本社公認『GIRO STUDIO TOKYO』のマネージャー 内田氏。
ライド中ずーっとアウター(52T)縛りで登り切ってしまったというのですから驚き。
今回のライドでは終始サポートしていただきながら、GIRO製品のレクチャーもしていただきました。
感謝、感謝です!!

最後の最後に待ち受けていた超級激坂 釜伏峠も、全員が足付き無しでクリア。
山を下りてからの平坦区間は、RZさん & シム兄 & 宮代さんの暴走トレイン発動で、あっという間に帰還することが出来ました。

振り返ってみると、登り勾配が10%越えは当たり前、15%以上の壁が随所に現れる無茶苦茶なコース。非人道的ライドと言われても仕方ない内容だったと思います。
最後までお付き合いくださった皆様に本当に感謝です。

また、次回のライドでもお会いしましょう。

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