姉さん、事件です!!
…というお約束のセリフはさておき、先日の27日(日)、お客さまと一緒に
秩父ライドへ出掛けてまいりました。


皆さんは秩父と聞いて何を連想しますか?
夜の街を彩る秩父夜祭、長瀞のライン下り、関東屈指のパワースポット三峰神社、
ご当地グルメのわらじカツ丼 等々。
最近では某鉄道会社のCM効果もあって、若い女子グループが日帰り旅で訪れるのに
人気のスポットになっているようです。


しかし、私から言わせていただきますとと…
ちがーう!! 秩父はそんなユルフワなとこじゃねえ!!
武蔵国の最奥地にあって、険しい山に囲まれた盆地ゆえに外部からの侵入は
容易ではなく、群馬・山梨・長野とも隣接することから、国境警備としても
重要な役割を担っていた筈。
山間の集落には将門伝説も残っていたりと、この土地に宿る荒々しさを
感じずにはいられません。


よりによって、一年で最も寒い時期にも関わらず、5名の志士に名乗りを
上げていただきました。
ホントに有り難いことで、実に頼もしい面々です。


コースはざくっりとですが、関越自動車道 花園IC近くの運動公園をスタートして、
秩父4ダムの1つに数えられる合角ダム(かっかくダム)が折り返し地点。
そこから秩父の中心地を抜けて、花園へと戻っていきます。





途中のキャンプ場内に併設されている【村カフェ】さんにお立ち寄り。
三角屋根に大きな窓がとっても雰囲気ありますね~。
山間にあって貴重な補給ポイントであり、メニューはどれもリーズナブル。


こちらで暖を取らせていただきながら、ランチ&自己紹介タイム。
皆さま、超が付くほどの当店の常連様なのですが、ライドは初参加の方が多く、
初対面の組み合わせとなりました。
しかし、自転車が好きで、ASSOSが好き同士ですから、打ち解けるのも早い!!
新たな交流も生まれて、日曜日に開催した甲斐がありました。


村カフェさんを後に先を急ぐ一行。のんびりしてると日が暮れてしまいますからね。
小高い山の上に広がる【秩父ミューズパーク】を越えて、秩父市の中心街へと入っていきます。



路地裏をグルグルしながら、やっと見つけたこちらのお店【あめつちまにまに】さん。
ヴィーガンスイーツの専門店で、古民家を改装したノスタルジックな佇まい。


ユルフワな雰囲気たっぷりの店内に、若いお姉さん二人で切り盛りされている様子。
お客さんはあっちもこっちも女子のグループ。 完全に女子の為の空間ですね…。



そこへ迷いこんだ物々しい武装集団。まるで決起集会の図。

神妙な面持ちをしておりますが、100%植物性のヘルシーなスイーツは
お味も絶品ということで、たいへん満足していただけたようです。
それにしても、ユルフワ空間の居心地の良さと言ったら…、
蟻地獄のように抜け出せなくなりそうで恐い!!


秩父ライドもいよいよ最終盤、【美の山】ヒルクライムへ突入。
山頂まで続く約5kmの林道はなかなか手強い。
己に喝を入れて、ユルフワの甘い誘惑を断ち切りましょう!!



皆さん口々に、「キツイ」とか、「もう足が売り切れ」とか言ってる割に、
軽快なペダリングでスイスイ登っていきます。 もう騙されませんよ!!


中でも極め付けはこちらのC様、なんと、前日に300kmブルべを走破してからの参戦。
『パリ・ブレスト・パリ』の1200km、『ロンドン~エジンバラ~ロンドン』の1400kmは
既に制覇され、次はトランスコンチネンタルレースの4000kmを目指しているとのこと。
体格も大きく、走りのスケールも超でっかい!!


そして、美の山ステージのKOMはこちらのO様。
登りに入ると水を得た魚のように、序盤から一人抜け出して、あっという間に
視界から消えてしまいました。



最後は夕日に染まる秩父の街をバックに記念撮影。
いや~正直かなり疲れましたが、ワタクシのお気に入りの展望台へ、
皆さまと一緒に登ることが出来たので、とっても幸せな気分。
最後までお付き合いくださった皆様に感謝です。

次回のライドは2月24日(日)、当店 相原が案内役として、通称『尾根幹』から
ちょっと外れた里山ライドを計画しています。
相原曰く、『尾根幹は走らない、尾根幹ライド』とのこと。
詳細は改めてブログにて告知いたしますので、今しばらくお待ちください。

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