みなさん、こんにちは! ASSOS PROSHOP TOKYO アイハラです。異例の年となってしまった2020年が間も無く過ぎようとしています。どなたにおいても今年は本当に大変な一年でしたよね。本当にお疲れさまでした。

かく言う私達も、春先は都心にほとんど人が居ないという異常な環境の中での営業を続け、4月半ばから5月末までは東京都の緊急事態宣言を受けてのお店の一時休業。その後営業再開。夏には東日本橋から芝公園への店舗移転。ほぼ同時にオンラインストアのリニューアル。そして11月末の COG TOKYO グランドオープン。と、激動の一年でありました。このような中でも当店が今もお店を続けて来られているのは、このブログを定期的にご覧くださっている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

翻って一人のサイクリストとしては、今年はたくさん自転車に乗った一年になりました。コロナ禍に入り「外出してくれるな」という世の中になって以降、このままでは色々な意味でマズいと、「# 漕ぐのを止めるな」と一人キャンペーンと謳って、ソロもしくはカミさんと二人で、一年間途切れることなく、自転車に乗り続けてきました。(同じ会社の仲間の常陸や内田とは、万が一を考えて、休日は行動を共にしないように努めています。)

それにしても、自転車が身近にあったおかげで、コロナ禍においても閉塞感を感じることなく、心身ともに前向きで健康的に過ごせたのではないかと思っています。休日には人の居ない所へ "ヒョイっと" 気ままに自転車で行き、太陽と風を浴びて走り、適度にくたびれて、よく食べ、よく眠る。これはサイクリストに与えられた特権です。

自然の中に身を置くと、謙虚な気持ちになれる。たとえそれが身近な小さな自然の中であっても、発見があり、今までの生活を見つめ直すきっかけが生まれる。そんなことを考えながら、毎回自転車に乗っていました。家の中でじっとしていることだけが正しいことじゃない。個人的にはそう考えています。コロナがこの先どうなるのかわかりませんが、来年も可能な限りサドルの上で過ごしたいと思います。


自転車に乗っていたからこそ出会えた景色。今年もたくさんありました。
西伊豆ヤマブシトレイルに始まり、横浜トレイルアドベンチャー、小田原フォレストバイクへは計6回くらい行った?、平塚〜大磯トレイル、狭山湖周辺里山、ゲレンデは山梨ふじてん2回、富士見パノラマ3回、白馬岩岳2回。逗子、葉山、三浦。10月末に斑尾GIROグラベルパーク。横浜北部や町田郊外、相模原など近所のトレイル多数。
(もしよかったら、ライドの様子は当店の INSTAGRAM をフォローしてご覧になってください。)

加えて10月からは久しぶりに自転車通勤を開始。混雑した電車に乗りたくないのと、ロードバイクに乗る時間をもっと作らないとと思い、緩い気持ちでスタート。

横浜市青葉区の自宅から芝公園のお店まで、片道27kmの往復を基本週4回。四十代半ばの身体にはいささか堪えますが、休日のライドも含めると月間1000kmのペースで、3ヶ月が経過しました。果たしていつまで続くのか?

ほぼ毎日のように自転車に乗っていて良い点は、寒さに強くなることと、アソスのウェアやレイヤーリングについて、すごく細かい部分まで敏感に感じ取れること。そして自転車に乗っていると、結構いろんな仕事上のアイデアなんかが浮かんできます。電車に乗ってボケ〜っとしているよりも頭を使っている感じがします。
良くない点は、本を読む時間が全く取れないこと。夜ベッドに入るとコテンとすぐ寝てしまいます…。

ちなみに上の写真は、最近の通勤時の基本レイヤーリングと持ち物です。
アウターは TRAIL WINTER SOFTSHELL JACKET(MILLE GT WINTER JACKET 相当の保温性) でほぼ毎日固定。すごく寒い時はビブタイツに変え、EQUIPE RS WINTER MIDLAYER を加えています。私の場合、末端がことさら強い(鈍い!?)みたいで、シューズカバー無し、グローブは WINTER GLOVE で今のところ大丈夫です。

毎日のように自転車に乗っていて感じるのが、アソスの新しいベースレイヤー「SKIN LAYER」の素晴らしさです。長袖3種全てを使っていますが、日々着比べているので、各種そのキャラクターの違いを細かく感じ取れるようになってきました。(ベースレイヤーとビブタイツは冬のサイクリングの基本となる、最も重要なアイテムです。ここに一番投資すべきです!)

先日の大寒波の時は ULTRAZ WINTER の恩恵を存分に受けました。皆さん、冬用のベースレイヤーを検討する際に「WINTER」と「ULTRAZ WINTER」、どちらにするか悩まれたかと思います。私が感じているのは、外気温が3℃を下回ってくると、ULTRAZ WINTER の威力が俄然発揮されてきます。「俺の本領はここからだ!」といった感じ。

「WINTER」の場合は気温が3℃を下回ると途端にスースーしてきますが、「ULTRAZ WINTER」はスースー感がなく、ウール素材由来のぬくい暖かさをキープしてくれています。これまで最も寒い日は夜22時頃の帰宅時、マイナス3℃程でしたが、その時もそう寒いということはありませんでした。

ウール特有の、汗で濡れるとなかなか乾きにくい点がマイナス面としては感じられますが、かといって濡れてて冷えるということもなく、一方、暑すぎてしまうような過剰感もありません。真冬のベースレイヤーとして多くの方にすごくお勧め出来るアイテムになっているかと思います。(なぜか着丈が短いのが、強いて言えば気になる点でしょうか。ですが、ビブタイプのタイツと組み合わせていただければ、問題ないレベルです。)

あくまでも私の場合は、ですが、長袖スキンレイヤーの推奨外気温は以下のようと考えます。参考程度にどうぞ。

SPRING FALL 18℃ 〜 8℃
WINTER 12℃ 〜 2℃
ULTRAZ WINTER 8℃ 〜 マイナス4℃

そんなこんなで、私アイハラは自転車と共に駆け抜けた2020年でした。
その先の景色が見たいっ!いつもそう思いながらペダルを漕いでいます。2021年は自転車が私にどんな景色を見せてくれるのか?今から楽しみです。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。そして2021年も引き続きよろしくお願い致します。
(いつもお弁当と晩ごはんを作ってくれ、ライドに付き合ってくれるかあちゃんに、この場を借りてお礼を伝えます。今年も一年ありがとう。)

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