冬は苦手な常陸です。
我々がこの時期に山へ走りに行くのは、「そこに山があるから」
…ではなくて、季節を先取りしてレイヤリングを検証する為。
先日の「奥静岡」ライドを振り返ってみても、自分たちの生活圏である
関東平野部よりも、半月~1カ月くらい季節が進んでいるなあと実感。
当然、ウェアにも秋から冬にシフトした防寒性が求められる訳です。
スタート時の気温は高めで、陽射しが春のような暖かさを感じさせる中、
薄手のウェアで大丈夫と思ったら大間違い!!
我々、先月の秋山郷での経験が脳裏に浮かびます。
スタート時の暖かさから一転、山の中の空気の冷たさと言ったらもう。
メンバー5人とも “初冬の寒さ” を想定してインナーやシェルを仕込みます。
晩秋~初冬に掛けてのレイヤリングは何パターンか考えられますが、
またしても? 当店相原とRZさんがほとんど同じ格好で揃えてきました。
そんな、相思相愛な二人のレイヤリングを見てみましょう~。
トップス : iJ.ティブル
インナー : スキンフォイル evo7 LS.スプリング/フォール
ボトムス : ビブショーツ T.ティブル S7 & ニーウォーマーevo7
グローブ : ティブルグローブ
ソックス : ハブソックス evo7(インターミディエイトソックス)
キャップ : サマーキャップ
結果的に、この日のコース&気温からすると、この二人のレイヤリングが
最適だったと言っていいでしょう。
2016 ベスト レイヤリング賞を差し上げたいくらい、賞品は無いけどね~。
基本は上半身&下半身ともに秋スペックの装い。
スタート直後の平野部から登坂区間はこれでOK。
背中のポケットからオレンジ色のニクイ奴が覗いております。
長い登りを終え、長い下り区間へ突入。
ここで背中に仕舞っていたrS.ストームプリンスEVOの出番。
初冬スペックの装いに早変わりという訳です。
山の中の空気はヒンヤリ、陽射しがあってもそれほど暖かいと感じることはなく、
中盤以降は登り下り関係無くrS.ストームプリンスEVOを着続けているように
見受けられました。
当ブログでも何度か紹介しておりますので、しつこい!! と言われて
しまいそうですが、登り下りを伴うコースでも着続けていられるのは、
外からの冷気を遮断するとともに、蒸れを排出する力に優れているから、
rS.ストームプリンスEVOだからこそ為せる業であります。
秋冬のレイヤリングの基本的な考え方は以下の通り。
インナー : 汗の処理、体温調節
トップス : 保温効果(軽い防風効果)
シェル : 高い防風効果
トップスとシェルの機能を一つに纏めたモノが、冬用ジャケットとなります。
それを敢えて3枚のレイヤリングで構成する意味は、秋から冬への季節の変わり目に
スムーズに順応していく為、冬でもアクティブに活動する人にとって、最大限の恩恵を
与えてくれるでしょう。
本来はレインウェアとして開発されたrS.ストームプリンスEVOですが、お手持ちの
インナー&トップスとの組み合わせ次第で、ワンランク上の防寒ジャケットとして活躍。
使わないときも背中のポケットに入れておけばいいので、コレを活用しない手はありません!!
アソスの現行ラインナップの中でも、最もサイクリングに適した素材が使われている
のがrS.ストームプリンスEVO。
この冬、是非試してみてください!!