どうも、常陸です。
「最近ロードバイクを始めたばかりで、今の時期に何を着れば良いか判らない…」
という悩みを抱えるフレッシュなお客様のご来店が続いているここ数日。
私自身ロードバイク1年生の頃をふと思い出してしまいました。
日本では春先に使われることが多い「三寒四温」という言葉(元々は冬の季語らしい)
低気圧と高気圧が交互にやってきて、3〜4日周期で寒暖の空気が入れ替わりながら、
徐々に春らしい暖かさが落ち着くまでの季節の変わり目、まさに今の時期ですよね。
この三寒四温が非常に厄介で、ウェア選びを難しくする要因。
初心者〜上級者問わず、その日の寒暖を読み違えて失敗…、というのはよくある話。
そこで、寒暖のどちらにも対応出来る素材、レイヤリングが求められるのですが…、
実は、先日到着したばかりのMERCEDES AMG PETRONAS F1 コレクションの中に、
まさに春先にピッタリのアイテムが幾つか含まれております。
「早く言ってよ〜」って感じでしょ。
先ずは、今季から新たに仲間に加わったニューフェイスをおさらい。
リンクから各アイテムの商品説明をご覧いただけます。
【LS.ワークスチーム EVO8 長袖ジャージ】 ¥25,920(税込)
【iG.ワークスチーム ベスト EVO8】 ¥23,760(税込)
【ビブタイツ LL.ワークスチーム S7】 ¥32,184(税込)
【sJ.ワークスチーム シェルジャケット EVO8】 ¥25,920(税込)
【CS.ワークスチーム クロノスーツ S7】 ¥38,880(税込)
さて、ここでやっと「今の時期に何を着れば良いのか?」という最初のテーマに戻ります。
同じ悩みを抱える方へ、この中から基本となる①アウターをチョイスして、②インナー、
③シェル、④小物を組み合わせた常陸的オススメ レイヤリングをご案内させて頂きます。
三寒四温にちなんで「三寒バージョン」と「四温バージョン」に分けてみました。
先ずは「三寒バージョン」
①LS.ワークスチーム EVO8 長袖ジャージ
②スキンフォイル EVO7 LS.スプリング/フォール(長袖)
③sJ.ワークスチーム シェルジャケット EVO8
これが最もオーソドックな組み合わせ、ある意味王道でしょ。
一般的に1日の気温推移が最低10℃〜最高20℃くらいであれば、①+②だけでも対応
出来ると思いますが、③のシェルを羽織ることで、最低気温6℃くらいまで引き下げる
事が出来ますので、朝のスタート時や下山用として③を携行しましょう。
もちろんお手持ちのシェルで代用可能です。
長袖ジャージは全体がソフトなフリース地、同コレクション全般に当てはまりますが、
実は選手に供給されるものと全く同じ仕様なんです。
に切り替えることで、選手レベルの高強度でも汗蒸れを発散する力に優れた仕様になっています。
かつてのスイスナショナルジャージ(長袖)とも少し違う進化系。
桜の舞い散る頃まではお世話になることが多い長袖ジャージです。
お次ぎは「四温バージョン」
①iG.ワークスチーム ベスト EVO8
②スキンフォイル EVO7 SS.スプリング/フォール(半袖)
③sJ.ワークスチーム シェルジャケット EVO8
④アームウォーマー EVO7
①のベストをメインに据え、その下がすぐに②半袖インナーという、変則的な見え方ですが、
1日の気温推移が最低14℃〜最高24℃くらいでしたら、是非トライして欲しい、個人的に
好きなレイヤリングです。
「三寒バージョン」からジャージの袖を取り払った状態に近く、例えて言うなら自分の腕が
エンジンの冷却フィン代わり。肝心の体幹は守りつつも、身体の中心で暖められた血流が
風で冷やされる感覚がとても心地よく感じるんです。
細かいアップダウンの繰り返しや、インターバルトレーニングのように、運動強度の変化が
激しい時には特に有効なレイヤリングです。
春先のクラシックレースでも、この装いとほぼイコールの選手が多く見られます。
④のアームウォーマーの代わりに、インナーを長袖タイプにしても基本同じですね。
アームウォーマーは、気温上昇時には外すことで対応しやすいメリットがあります。
③のシェルは保険として常に持っておくべき。
GWの新緑ライドはこれで行きましょう。
どうでしたか?
「三寒バージョン」と「四温バージョン」どちらでも良いので、先ずはお手持ちの
アイテムとの組み合わせで、少ない投資で始められる方を実践してみて下さい。
最後は番外編。
昨シーズン、入荷して間もなく完売してしまった反射ベスト。
【FF1 .エマージェンシー ベスト evo7】 ¥19,224(税込)
明るいところではあまり目立たない子ですが…