ここ数日は本格的な冬型の気圧配置。
スミマセン、ワタクシ、日本の冬をなめてました。
とにかく寒い!!
という訳で、年明けからミレGT ウルトラウィンター ジャケットを導入して、
いつもの秩父・奥武蔵あたりのライドで着用すること数回。
お値段も、暖かさも、ウルトラ贅沢なASSOSの最新スペックを実際に肌で
感じてまいりました。
結論からすると、ミレGT ウルトラウィンター ジャケットはかなり使えます!!
暖かさのレベルを他のアイテムで例えるなら、上写真の3アイテムを
組合わせた状態とほぼイコール。
・ミレGT ウィンター ジャケット 36,720円
・エキップ RS レインジャケット 48,600円
・ネックウォーマー 7,344円
出番が厳冬期に限られるミレGT ウルトラウィンター ジャケットと、
体温調整がしやすく、個々に着回しが可能な3アイテムの組み合わせ
では、後者の方が優れたレイヤリングと思っていたのですが…。
ミレGT ウルトラウィンター ジャケットが思いのほか対応力が高く、
一度着たら手放せなくなってしまいました。
今回は個人的に良いなと感じたポイントを3つに絞ってご紹介。
①腕の先までポカポカ、陽だまりのような暖かさ。
風が直接あたる部位や、心臓から離れる末端は冷たくなりやすいですよね。
自分の場合は特に、前腕が冷えやすい体質なのですが、これが意外と平気。
表地は風を遮るシェル素材NEOS、内側は保温性のRXフリース、その間に
空気層を形成するtwinDeck構造が、体幹部はもちろん、手首の方まで
②峠の登りで汗蒸れしない、下りで汗冷えしない。
冬場とはいえ峠の登りで汗をかかずにいられません。
それが、身体が濡れている感覚がほとんどなく、カラッとした状態。
下りのシーンも汗冷えの心配もありませんでした。
これはRXフリースが保温性だけでなく、汗の処理能力にも優れている証拠。
撥水性のインナー・スキンフォイルが肌面の汗を外へ押し出す。
↓
吸汗速乾性のRXフリースが汗をキャッチ&twinDeck構造の中間層へリリース。
↓
透湿性シェルのNEOSを介して、緩やかに気化させながら空気中へ放出。
この一連の流れがとても重要で、身体から離れたところで汗を気化させることで、
③凍てつく雨もシャットアウト!!
表面を覆うNEOSは防風性能に加え、強力撥水の効果あり。
当店のInstagramにデモ動画をアップしておりますので、是非ご覧ください。
完全に水を弾いていますね。
急な雨に降られても、短時間なら凌いで帰ってこれそうです。
冬の峠道でこそ真価を発揮してくれるウルトラウィンター。
それ以外では市街地の走行でも有効です。
ビルに囲まれて日陰が多いのと、信号ストップが多く、なかなか体温が
上昇しないので、体感温度は郊外と変わらないか、むしろ寒く感じることも。
ですが、ウルトラウィンターの暖かさは裏切りらない!! のであります。
前作ボンカジャケットの系譜を継ぐ正統派ジャケットとして、一家に一着
いかがですか?
一度、ウルトラウィンターを知ってしまったら、暖かいだけのジャケットは
もう着れないかも…。