みなさん、こんにちは!アソス プロショップ トーキョーのアイハラです。
前回のブログでご紹介させていただいたのが、家の近くの狭いエリアをのんびりと、しかし "濃く" 走る「スローライド」という走り方。

最近これにハマっている私が感じたのが、スローライドの際に、もっと自転車シーンに向けて使いやすいバッグがあったら、より快適かも。ということでした。

走り出したらしばらく止まらない "通常の" ロードバイクの乗り方と比較し、自転車を停めたり、ブラリと歩いたりすることが、やたらと多い私の最近のサイクリング。
素敵な光景を見つける度に、カメラを取り出したり、ワイヤーロックをしたりと、何かと荷物の出し入れが発生します。

またトレイルライドの際は、ひとときの愉しみの為に、大きくてかさの張る保温ボトルとマグを、バックパックの中に忍ばせることもしばしば。

そんな乗り方を繰り返していると、「自転車に乗る時のバッグをより最適化したい!」というマインドに、ついついなってしまうのでした。

そんな中で私が出会った製品が、山岳の国オーストリアに本拠を置く、ION(アイオン)というブランドのマウンテンバイカー向けのバッグ類。たまたまですが、ASSOSのスイスのお隣の国です。

当初は一人のユーザーだった私ですが、どうせなら当店で取り扱いさせていただけないかと、代理店さんにお願いして、この度の運びとなりました。
サングラスの SMITH の時もそうでしたが、自分が使っていて気に入った製品を、お店の商品として取り扱うことが出来るのは、本当に幸せなことだと思います。考えてみればアソスの製品も、10年前にそのようにスタートしたのでした。

ION の創業は2004年。オーストリアのウォータースポーツ好きが集まって誕生したブランドです。
創業からしばらくは、サーフ、カイトボード、ウェイクボードなど、ウォータースポーツに向けたネオプレーン製ウエットスーツやアパレル、グッズなどを主に手掛けていましたが、2012年よりマウンテンバイクに向けたコレクションもスタートさせます。
水の中でも、外でも、自分自身をプッシュするマインドが、ION の妥協のない物づくりの原点。

ION HIPBAG TRAZE 3(ウエストポーチ 3L) ¥14,080(税込)

COLOR : OCEAN BLUE & BLACK(2色展開)

ウエストストラップと背面には、立体成型されたEVAフォームを内蔵。クッション性と共に、高い通気性を持ち、ライド中にも出来るだけ何かを腰に巻いているストレスを感じないよう考えられています。
背面部分には十字状に深い溝が刻まれているので、空気が流れてヒートアップしにくいのも好印象。

 

ION はまだまだ若いブランドなのですが、これが結構良いモノづくりを行っていると感じさせます。そして何よりも、製品にオリジナリティがある!
主にマウンテンバイカーに向けて開発されているバッグ類は、そのシーンで実際に使ってみると、いずれも細かい所までよく考えられて作られているのがわかります。製品のクオリティも、なかなかのもの。


例えばこのウエストのバックル、メスのバックルをウエストベルト内にカバーを付けて固定してしまうことで、あえて片側にのみ、ストラップが出るようになっています。(真ん中にバックルが来ない!)
これにより、ワンアクションでウエストの締め具合を調整出来るだけでなく、プラスチックバックルによりウェアに傷を付けにくい、ストラップがウエストに2本、だらしなくぶら下がらない、などの結果に繋がっています。


加えて、メインコンパートメントとウエストベルトの間の2本のストラップで、ボトルをホールドすることも可能です。左右2箇所とも同様。
腰に納まりの良い3Lと、大き過ぎず、小さ過ぎずの絶妙な容量。そして、いざという時の拡張性にも優れ、かなり出来るウエストポーチという印象です。

最近は自転車自体に取り付けるフロントバッグなどの種類も増えていますが、実際に取り付けてみると、ハンドリングに影響が出たり、ペダリングの度にバッグが動いてストレスだったり、ハンドル周りのワイヤーが擦れてフレームに傷が付いたりと、意外とイマイチ…(というのを私自身も経験しています。)
そんな時ウエストバッグならば、これらの悩みをスカッと一気に解決!(してくれました。)

続きましてご紹介するのが、アイオンのバックパック。


ION BACKPACK SCRUB 14(背面プロテクション付き バックパック 14L)

¥26,180(税込) ※身長に応じて2サイズ有り

ワンデーライドに最適な容量をとことん追求した結果、14Lサイズのみをラインナップ。
デザインは、どんなシーンやスタイルにもマッチするよう、シンプル、ミニマルに。質感の高い素材のみを使用し、ブラック×ダークグレーで大人なリュックに仕上げています。

ショルダーストラップ、ウエストハーネスには、立体成型されたEVAフォームを内蔵したストラップを使用。
背中には、軽量ながら多方向からの衝撃に対応可能なEPP(発泡ポリプロピレン)バックプロテクターを内蔵。
本来マウンテンバイク向けに考えられていますが、安全性の向上はどんなサイクリストにとっても嬉しいはず。
ロードバイクやクロスバイクでの自転車通勤の方にもオススメいたします。
(バックプロテクターは背面素材に内蔵されています。着脱は出来ませんのでご注意ください。)


バッグ内部には、特徴的な筒状の物を収納する為の仕切りが存在。
ここには本来、現在ヨーロッパで流行中の e-MTB の予備バッテリーを入れることを想定しているようですが、実はこの部分、トレイルライド際のお楽しみ!コーヒーブレイクの為のサーモボトルを入れるのに、ピッタリなのです!筒状の物を、動かず安定して収納することが出来るのは、意外と便利です。


底のファスナーを開けると、ヘルメットなど大きな物をバックパック外側にくくり付ける為のネットが出てきます。リュックに入りきらない、脱いだアウターなどはこちらへどうぞ。


蓋部分の最上部内側には、内部が起毛した優しい素材で覆われたゴーグル・サングラスの為の収納部屋が存在。
その他にも多数のファスナーポケットや、側面のオープンメッシュポケットが存在。


ガバッと「コの字」状にダブルファスナーでフルオープンするメインコンパートメントは、内部の高さ1/3くらいの位置に、巾着状になった仕切りが存在しており、オープンな状態では1つの大きな部屋として。巾着を締めることで、上下2つの部屋に分けて使用することが出来ます。
下の部屋には、濡れたり汚れたりしたウェアを入れたり、ロックやライトなどを分けて収納したりと、使い方は人それぞれ。


また、この下側コンパートメントの側面には、縦に空間が長い筒状のポケットが存在します。ハンドポンプや、サスペンションポンプなど、長尺物はこちらにどうぞ。
この、下側コンパートメントには、リュック底の側面のファスナーを開けることで、ダイレクトにアクセス出来るようになっているのも、非常によく考えられています。

加えて、雨天時の為のレインカバーと、ツールや予備チューブなどを入れる為の、ローリングタイプのツールケースまで付属。まさに自転車乗りには「至れり尽せり」なバックパックになっています。
自転車用のリュックをお探しの方は、他の人とはちょっと違う、アイオンという選択肢をぜひ候補に入れてみてください。

最後にご紹介するのが、こちらのハイドレーションシステム付きのコンパクトなバックパック。


ION BACKPACK VILLAIN 4(ハイドレーションシステム付き バックパック 4L)  ¥15,180(税込)

 

ION BACKPACK VILLAIN 8(ハイドレーションシステム付き バックパック 8L)  ¥16,280(税込)


こちらの2品、私はまだ使えておらずフィールドでのテストが出来ていませんが、既にご利用いただいている近しいお客様から、なかなか使い勝手が良い旨のフィードバックをいただいております。
先の14Lのリュックでは大き過ぎるけど、アソスのスパイダーバッグでは小さ過ぎる。そんな方にオススメのスッキリ、コンパクトなバックパックに仕上がっていますよ!



これらの製品は実際に実店舗の店頭でご覧いただくことも可能です。
現在コロナの影響で、基本店は閉めておりますが、毎週 月・水・金の12:00 〜 18:00 の時間帯は通販出荷等の作業の為、スタッフがおりますので対応させていただきます。
尚、お電話(03-6821-4500)にて事前にアポイントを入れていただいた上でご来店いただけますと幸いです。
また、品切れの際はご容赦くださいませ。

その他、ION / アイオン 製品は、こちらの当店通販サイトからご確認ください。
皆様のご利用をお待ちしております!

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