どうも、ASSOS PROSHOP TOKYO の“自撮り王”こと常陸(ひたち)です。
前回のブログ『ヒタチ流・真夏の朝練スタイル』の続き的な感じですが、私の朝練を支えてくれるアイテムの一つとして、アイウェアの存在はかなり大きな割合を占めています。

何しろ夜明け前にスタートするもんですから、当然、走り出しはまだ暗く、東の空が薄っすら明るくなってきたかなと思うと、日の出とともオレンジ色の光が勢いを増していきます。

そして、林道に入れば鬱蒼とした木々に覆われ、帰りの道中は昼間と変わらない明るさという。何が言いたいかというと、短い時間の割に環境(光量)の変化が激しい為、アイウェアのレンズの明るさ(濃さ)にはかなり気を使うのです。

デイリーで使うならタフなモノ選びを。

今のところ、このレンズが“最高”という結論に至った訳ではありませんが、ここ1年ほどは、SMITH(スミス)の WILDCAT(ワイルドキャット)ばっかり使っています。WILDCAT の良いところは、SMITH のお家芸でもあるスノーゴーグルの技術を応用した「タフな構造」です。

WILDCAT の詳しい機能については、今さら私が言うまでもないと思いますので、過去のブログと合わせてご覧いただければと思います。→『SMITHのデカレンズ系サングラス、WILDCATを1年間使ってみた。

レンズの種類がいくつかある中で、朝練で使っているのは、LOW LIGHT AMBER(ローライトアンバー)というレンズ。外から見ても目の表情がよくわかる、ほんのり色付いたブラウン系レンズです。VLT(可視光線透過率)65%という数値からも、一般的なサングラスと比べてかなり明るいレンズということがわかります。

 

シーンに合わせてレンズを交換。

既に WILDCAT をお使いの方でも、「ローライトアンバー」の存在を知らなかったという方も多いのでは? それもその筈、WILDCAT のレンズの組み合わせとして、「ローライトアンバー」という初期設定がないのです。

私の WILDCAT の場合、最初に付属されてレンズは「サンブラック」と「クリア」の2枚。それに、後から「ローライトアンバー」のレンズを単体で買い足したという経緯。

それぞれのレンズがどんなシーンに向いているのか?
VLT(可視光線透過率)の数値と合わせて簡単にまとめてみました。

サンブラック」= VLT 10%
最も眩しさを軽減してくれるレンズ。
昼間の時間帯。とにかく日差しの強いシーン向き。

「ローライトアンバー」= VLT 65%
「サンブラック」と「クリア」の中間的な明るさのレンズ。
雨や曇りの日、また、早朝や夕方の薄暗い時間帯に見やすく、「明るい⇆暗い」の急な変化にも対応しやすいレンズです。

「クリア」= VLT 89%
最も裸眼に近い見え方。ゆえに、ナイトライドでは最強です。
MTBやグラベルロードで暗い森の中を走るシーンに向いています。


それぞれのレンズに特徴がある中で、私の場合、朝練で使うには「ローライトアンバー」が一番しっくりきました。当店で SMITH アイウェア各種をお求めいただいたお客様には、レンズ単体での販売もご提案させていただいております。お手持ちのレンズと違うレンズを使ってみたいというリクエストがあれば、お気軽にご相談ください。ただ残念なことに、WILDCAT の「ローライトアンバー」は、正規代理店である SMITHジャパンさんでも在庫切れとなっており、お取り寄せが出来ない状況でした。「ないんかーい!」とツッコミが入りそうですが…、あしからず。

 


見た目はライフスタイル系、中身は高性能スポーツモデル。

前置きが大変長くなりましたが、ここからが本題。実はワタクシ、最近、新たなアイウェアを入手しました。それが、SMITH 2022年の新作 LEADOUT(リードアウト)

ぱっと見は、お洒落なライフスタイル系サングラスのようですが、トレイルやグラベルライド向けに開発されたバリバリのスポーツモデルです。堅牢かつ確かなホールド感に加え、フルフレームの二眼タイプにしては珍しく、レンズ交換システムを搭載しています。すなわち、レンズが2種類付いてくるという訳。

フレームの形状は、いわゆるウェリントン型をベースにして、ティアドロップほどではないけれど、両サイドが微妙に垂れ下がった絶妙なニュアンス。レンズサイズはやや大振りで、緩やかなカーブで顔を包み込んでくれます。私も実際に掛けてみて思ったのですが、意外と日本人の顔にも馴染みやすい! 機能面、デザイン面ともに、“ありそうでない”をカタチにした SMITH らしいプロダクトと言いえるでしょう。

LEADOUT を選んだ決め手は、最初から「ローライトアンバー」のレンズが付属されていること。

林道の中を走っていると、光と影が複雑に交錯して目が慣れないのですが、こういうシーンでこそ「ローライトアンバー」の出番といった感じ。適度に眩しさを軽減しつつ、木陰に入っても路面状況を察知しやすいので、安心感が全然違います。

これが SMITH 独自のレンズ交換システム PIVLOCK(ピブロック)機構。外観からはそんな機構がついてるなんて全く想像もつかないのですが、ご覧の通り、テンプルを捻るとレンズがはまっているリムが上下に分かれ、この隙間からレンズを抜き差しするだけ。めっちゃシンプルです。

レンズ交換システムがフレームに内蔵されているので、見た目にゴツゴツしていないところが良いですね。この PIVLOCK のお陰でスタイリッシュさはそのまま。また、非常に軽量に仕上がっているのも特徴です。

日本国内正規品の特典として、Asian Fit ノーズラバー(写真 左)が初めから装着されているのも見逃せません。鼻の部分がグッと持ち上げられ、頬とレンズの干渉をかなり解消してくれます。さらに、Asian Fit 以外にもボリュームを抑えた2種類のノーズラバーが付属されていますので、ご自身のお顔立ちや鼻の高さに合わせて付け替えが可能です。

フレーム×レンズのカラーも色々。
白いフレームはスカッと爽やかな印象ですね。夏らしくて良いんではないでしょうか。

 

ライドからアフターまでこれ一本でOK!

上の写真は、先日、房総方面へ遠征ライドした帰りのシーンですが、スタイリッシュな LEADOUT なら普段着と合わせてもすんなり。ライドからクルマの運転、さらに海辺の散策までこれ一本でOKです。

今は、KIJIMA TAKAYUKI のハットと一緒に合わせるのが私のお気に入り。
コテコテのスポーツタイプに飽きたら、肩の力が抜けた「ゆる系」の LEADOUT がオススメです。

その他、SMITH アイウェア のラインナップが気になる方はコチラをご覧ください。
もちろん、店頭では各モデル掛け比べていただくことも可能です。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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