一昨日の9月24日(日)、新潟県の津南町~長野県の栄村周辺を走るイベント、
苗場山麓ジオサイクリングに参加してきました。距離104km。獲得標高2470mのコース。
私アイハラ、ご縁がありましてここ10年近く、毎年津南町を訪れております。
当日は秋晴れの最高のコンディション。今回は妻を伴ってのプライベート参加です。
カミさんの写真ばかりで恐縮ですが、私の大好きな津南町周辺。
その様子をどうぞご覧ください。


日本一の河岸段丘で有名な新潟県中魚沼郡津南町。
信濃川の浸食により、最大9段もの段丘をもつこの辺りの地形は本当に独特です。
急斜面を上り終えると、そこには見渡す限りの平地が ”ダ~” っと広がっている。
それが幾度も繰り返される。
仕事柄、あちこちへお邪魔していますが、こんな地形は他では見たことがありません。
今回のイベントはまさに、自転車に乗ってその地形を肌で感じることが出来るのです。

そして、津南町~長野県下水内郡栄村にかけての地域は平家落人伝説の秘境、
秋山郷。日本有数の豪雪地帯ゆえ、他文化の侵入を拒み、日本の原風景が今も残る、
秘境中の秘境です。

そんな地域を、地元のサイクリストの方々が、参加者に美味しいところを存分に
味わってもらおうと、腕によりをかけてコースをつくっているのですから。
自分のような旅自転車人にとっては、もう「最高!」としか言いようがありません。
コースを進む度に感動の連続。日本に生まれて良かったなぁと感じてしまいました。
大袈裟か…。



素晴らしいロケーションに皆さんこの笑顔!
ありがたいことに、今回アソスウェアを着用いただいている方の姿をたくさん
お見かけしました。本当にありがとうございます!
(皆さんの写真を掲載出来なくて申し訳ありません。写真が下手くそでダメなのが多く…)



紅葉の風景で有名な前倉橋。



鳥甲山(とりかぶとやま)を望みながら進みます。




秋山郷の中程、屋敷集落で折り返し、先ほどまでの道、中津川を挟んで対岸の
高所を走ります。眺望が素晴らしい。




100kmのコースの中で、途中4ヶ所のエイドステーションが設けられています。
地元の方々の温かいもてなしが嬉しい。
CP通過のシールを女の子に貼ってもらいます。
この2番目のエイド、北野天満温泉では、焼き餅がふるまわれました!
餅が大好物の私。4つも食べてしまいました。



いつも通販でお世話になっているお客様と。
昨年のプレ大会も走られたそうです。
MERLIN のEXTRALIGHT に乗っておられました!超カッコいい。
いま MERLIN ってブランド自体が無くなってしまったの?お宝です!


ひとり、すんごいバイク乗ってる人が居るような…



秋山郷から栄村に下ると、景色は穏やかな農村風景に変わります。



青空と黄金色の稲穂の織りなす風景。



蛇行する信濃川を渡り、東へ。津南町へ戻ります。



個人的に一番気になったのがこれ!大好物の小芋の煮っ転がし。
いったい何個食べたかわかりません。
他にも、新米のおにぎりやから揚げ、野沢菜など、どれを食べても美味しかったです!



3番目、津南町上郷地区のエイドステーションのみなさん。
ご馳走さまでした!

おっと!ここでも、当店のお客様発見。
昨年は当店のプレ大会ツアーにご参加いただきました。
今年もご参加くださりありがとうございます!


スタートから67km地点。第3エイドでお昼をいただいた後、スキー場 マウンテンパーク津南
への8kmの登坂です。
これまでは信濃川の南岸の段丘地帯を走っていたのですが、ここからは、信濃川北岸の
段丘を上がります。

ちなみに写真上のこちらの方は、大会スタッフの方で、走りながらサポート!
最後尾の我々とコースの大半を共にさせていただきました。
本当にお世話になりました。

今年は夏場の雨が多かった影響で、稲刈りが遅れているそうです。
はさ掛け風景。

5kmほど上がり、マウンテンパークスキー場へ到着。
このスキー場の上の方からが絶景なのです。

喘いだ先に見えた景色が、ブログ冒頭の写真でした。
さっきまで自分たちが走っていた段丘の地が、眼下、川を挟んだ向こう側に
広がっています。
こんなに広大で起伏に富んだ地形を、自らの脚で漕いできたのかと思うと、
自転車って本当に素晴らしいと言うか、凄いと言うか。
改めてそう感じました。
スキー場最上部を抜け、山道へ。
曲がりくねった道を行き、山を下ります。
津南駅前の第4エイド。
ここでも地元の皆さんがもてなしてくださいました。
れんこんチップスをまたまた食べまくり。
塩気とれんこんのほのかな甘みがたまらん…
その他に米粉のパンなども。
食べ過ぎでお腹いっぱい。自転車イベントあるあるです。
蛇行する姿が美しい信濃川。
最後は、スタート/ゴール地点のグリーンピア津南への上り。
信濃川南側の段丘のずい〜ぶん奥にあります。
まっすぐで緩やかな4%くらいの上りが約10km続きます。
稲刈り作業風景を見ながら、のんびりゴールを目指します。
スタートから8時間。午後4時、なんとか無事ゴール。
カミさん、よく頑張りました。

こちらの皆さんも無事ゴール!すげ~

ゴール後も新米おにぎりや豚汁などが振る舞われました。
参加人数100名程度の小規模のイベントだからこその、ほのぼのムード。
最高のコースをリラックスして走ることが出来ます。

来年はまた、お店でツアーを組んで来たいなぁ。
たくさんの方にこの地域の魅力を知っていただきたい。
このブログをご覧いただいて、興味を持っていただけたら、来年のこの時期の
スケジュールは是非空けておいてくださいね。
一緒に日本一の河岸段丘を走りましょう!

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