みなさん、こんにちは! ASSOS PROSHOP TOKYO アイハラです。
定休日だった4月15日(木)、カミさんと二人で八ヶ岳の北東山麓、小海町周辺をグラベルサイクリングしてきました。以下、その様子です。

今回は日帰りです。3時半に起床し、クルマで八ヶ岳へ向かいました。この日の朝は冷え込みが厳しく、通過してきた野辺山の温度計はマイナス3℃の表示でした。陽射したっぷりで暖かそうな写真ですが、ライド開始の9時の気温はまだ5℃くらい。小海町の松原湖畔が今回のスタート & ゴールです。

八ヶ岳周辺は、過去にはロードバイクでずいぶん走ったエリアですが、これまで立ち入ったことのない道に、グラベルバイクで入って、深堀りしてみようというのが今回の趣旨です。松原湖からの厳しい舗装路の上りをこなし、ようやくここがグラベルへの入り口。用意した国土地理院 1/25000 の地図で入念に確認。

この日は最高の天気で、まさに晴れ男の本領発揮!(実際には、天気の良さそうな時を見計らってササッと出掛けてるだけなんですけどね…。)八ヶ岳の主峰、赤岳から横岳、硫黄岳までバッチリ拝めます。

ダート区間に入ってしばらくは、ガレた上りが続きましたが、

ほどなくして落ち着き、心地よいグラベルへ。

上ったり下ったりがほぼ無い、水平移動に近いダートをのんびり走るのは本当に気持ちがいい!

途中、山と対話したりしながら、

第一グラベルセクションを無事通過し、舗装路へ。ダート区間は5km程だったかと思います。

この日はフラットペダル仕様にて走ってみました。
が、改めて舗装路の20%近い上りでフラペって結構キツいですね。バイクに括り付けている荷物が重いのも一因でしょうか。太ももの裏側、深いところが既に結構くたびれてます。

天狗岳を正面に望みながら、山を下ります。

途中、幾つもの沢を越え、

長年の憧れだった稲子湯へ到着。まさに秘湯の一軒宿。

お風呂〜! 後ろ髪を惹かれながらも、今日は先へ進まねばなりません。

雪解けの後で、まだ道路の整備が追いついていない箇所が幾つかありました。

途中、コニョコニョ枝道に入ってみたりして…

写真中央右寄りの、直角にストンと落ちている山が稲子岳。稲子湯を過ぎたら姿を見せてくれました。

カラマツと青空のコントラスト!これぞ「 THE 八ヶ岳 」的な光景です。

本日の最高標高地点はここ。昔はこの先にもよく行ったものです。
もう少しで冬季通行止めが解除されるようですよ。道路の復旧作業、お疲れさまです。感謝。

標高1700m付近からの眺め。
正面は浅間山です。少し噴煙が上がっていました。次はあっちの方に行ってみたいな〜

雄大な眺めを楽しんだ後は、第二グラベルセクションへ。今度は下りです。結構砂利が深い。

少し下って、日当たりの良い所でようやく本日のランチタイム。時刻は既に13時半。
写真撮ったり、何たりで進みが遅いです。ホントに…。

本日のランチはこんな感じ。簡単な食事ですが、誰も居ない山の中で食べるのは格別な気分。
私が運んでいる大量の食料と水が、それぞれのお腹に収まるので、ランチ後は荷物がだいぶ軽くなります。

空腹を満たした後は、美しい森の中の下りです。
怖気持ちいいといった感じ…。このダートの下りの為にフラットペダルにしてみたんですよね。やっぱり下りはフラペがいいなぁ〜。

途中、シカとキジに出食わしましたが、なんとか第二グラベルセクションも無事通過することが出来ました。ダートの下り区間、6km程でしたでしょうか。途中一回ハンドルを取られて転びそうになりましたが、サッと足を出して堪えられました。

左前方に浅間山を望みながら、牧場の中の道を下ります。

牛も人も、誰も居ない牧場は少し寂しい感じです。

人が!居る〜!畑に綺麗にビニールシートを被せている人々が。
人に会いたくなくて、わざわざ山の中を走っているのに、人の姿を見ると、なんだか嬉しい。

ついついトラクターを見ると写真に納めてしまうワタクシです。FENDT(フェント)はドイツのトラクター。トラクター界のメルセデスか。ポルシェか。ウン千万円でしょうか。スゲェ!

最後にまた八ヶ岳が、マルッと姿を見せてくれました。
今日は一日、八ヶ岳の懐で遊ばせていただきました。無事帰って来られて、感謝です。

農作業が終わる頃、我々の本日のライドも終了。時刻は16時半です。
距離37km、獲得標高1100m。ダート率は30%程度といったところでしょうか。これまで全く知らなかった八ヶ岳の魅力を満喫した一日でした。

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