どうも、ASSOS PROSHOP TOKYO の常陸(ひたち)です。
もう4月も半ば過ぎ、だいぶ暖かくなってきましたね。自転車に乗るには最高に気持ちの良い季節です。ゴールデンウィークに向けて、「ちょっと足を伸ばして走りに行きたいな〜」なんて、地図を見ながら思案している方も多いのでは?

私もつい先日、八ヶ岳の南麓〜東麓に広がる高原地帯を走ってきました。標高1300m付近、清里、野辺山、小淵沢といったあたりです。今回はその時の様子を簡単にご紹介させていただきます。ゴールデンウィークの予定が決まらないという方は、行き先候補の一つにしてみてはいかがでしょうか?

 


清里 〜 平沢峠

今回スタート地点に選んだのは、山梨県北杜市にある道の駅「南きよさと」。仕事柄、大型連休には全く縁のない私ですが、それはそれ、平日休みの特権「道路が空いていること」を活かして、ここまではすんなりやってきました。

この日は天候にも恵まれ、4月中旬にしては気温がかなり高め。予報では、日中、標高の高いエリアでも25℃近くまで上がるらしい。となれば、ウェアは夏物の出番。半袖ジャージ & ビブショーツ で身も心も軽やかに。
気分はまさに、屋根よーりー たーかーいー 鯉のーぼーりー ♪

意気揚々と走り出したのも束の間、スタートから5秒でパンクする人…。
今回の旅の道連れはこの方、「奥武蔵のパンク王」ことスエゾーさんにお願いしました。

出鼻をくじかれた感はありますが、ある意味、最初に厄を落とせてよかったかも。
気を取り直して再スタート。

八ヶ岳高原大橋を渡り、清里駅前を通過し、八ヶ岳スケッチラインと呼ばれる「平沢峠」を登っていきます。

北を向けば八ヶ岳、南を向けば南アルプス。当たり前ですが、埼玉の低山とはスケールが違いますね。青空に映える残雪の名峰群に圧倒されます。

平沢峠のピークに到着。清里駅からは距離にして5km弱。個人的には意外とあっさり着いたなという印象ですが、前半部分の勾配が結構キツイので、初めての方はペースを抑えてゆっくり登りましょう。

 


野辺山高原

平沢峠を越えると長野県の南牧村(みなみまきむら)。いよいよ野辺山高原へと入っていきます。

スエゾーさん曰く、野辺山に来たらまずはここ!
それが「ヤツレン」だそうです。

株式会社ヤツレンは平成13年8月24日に前身である八ヶ岳高原農協連合会(通称八連)から乳製品部門の分社化により設立された新しい会社です。しかしながら、昭和50年から皆様に親しまれている「シュッポッポ牛乳」を主力商品とし、あくまでも野辺山周辺の酪農家の限定された牛乳を使用した製品にこだわります。今後、ますます「食」に対する安全・安心が要求される時代になり、原料の経歴は重要な要因となります。私たちはいままで同様、当社の株主でもある、酪農家との関係を深め、消費者の皆様に必要な生産者情報を提供し、生産者と消費者の関係構築をめざします。

「ヤツレン」ホームページより引用

スエゾーさんのオススメはコレ。上はソフトクリーム、下のコーンの中にはヨーグルトが詰まった、その名も「ヨーグルトソフトクリーム」。ソフトクリームだけでも、ヨーグルトだけでも十分美味しいのですが、混ぜ混ぜすると、甘味と酸味のハーモニーを楽しむことが出来ちゃいます。

お次は、ワタクシ常陸のオススメの場所へスエゾーさんをご招待。
農道の中を突き進んでいきます。

見渡す限り、畑、畑、畑。
そのど真ん中にポツンと立っている「山梨の木」。

久しぶりに会いに来ました。これが南牧村のシンボルとして愛されている「山梨の木」。樹齢は推定260年くらい。そんなに幹が太いわけでもなく、なんとなく頼りなくも見えるのですが…。風雪に耐え、この地をずっと見守ってきた山梨の木を見ると、「お前さん、こんなところで一人ぼっちで寂しくないのかい?」と思わず声を掛けたくなるのです。皆さんも野辺山へ行ったら、山梨の木に会いに行きましょう!

正直なところ、ルートは超テキトーです。面白そうな細い道を見つけると、カラダが勝手に吸い込まれてしまう我々。ダートや行き止まりもご愛嬌。「気の向くままに」、それが野辺山高原を楽しむコツかもしれません。

JR小海線の野辺山駅と清里駅の間にあるJR鉄道最高地点(標高1375m)。
小学校の林間学校で来たな〜。実は、このあたりに、私が幼少期に過ごした埼玉県志木市の保養施設「八ヶ岳自然の家」というのがあって、林間学校でお世話になりました。少年時代のヒタチ君は想像もしてなかったでしょうね。おっさんになった自分が自転車でゼエハアしながら登ってくるなんて。(笑)

時刻は正午過ぎ、「そろそろお腹減ったよね〜」と振り向けば、すぐそこにログハウス風のレストランがあるじゃないですか。JR鉄道最高地点にあるからお店の名前も「最高地点」。本日のランチはここで決まりです。

窓に面したカウンター席も八ヶ岳ビュー。
こうなると、どこに居ても「ヤツに見られている」ような気がします。

私が注文したのは、カレーライス(サラダ付)。天かす、かまぼこ、ほうれん草のおひたしなどがトッピングされた、昔ながらのお蕎麦屋さん風カレーライスです。天かすのサクサク感といい、辛味酸味の効いたルーとご飯の相性が抜群です。

スエゾーさんの注文は、ざるそば大盛り。さらに、ミニ馬刺し丼とサラダを追加。やっぱりエンジンのデカい人は食べる量も半端ないね。スエゾーさん曰く、馬刺しが絶品とのことでした。

 


観音平

お腹いっぱいになったところで野辺山ともお別れ。JR小海線の北側を通る「八ヶ岳高原ライン」を東から西へ。

緩やかなアップダウンを繰り返しながら小淵沢方面へ高速移動!

小淵沢の手前でちょっと寄り道。もし登りに自信がある方でしたら、八ヶ岳連邦のひとつ、編笠山の登山口になっている「観音平」までのプチヒルクライムをどうぞ。距離4.3km、獲得標高360m程度と、コレだけ聞くと大したことなさそうですが、実際はかなりエグい。前半は編笠山に向かってほぼ直登。先が見えてしまうだけに心が折れそうになります。

勾配が緩やかになってきたら観音平に近づいてきた証拠。そこに武田信玄の軍勢が喉を潤したといわれる湧水「延命水」が現れます。さっきまでは絶命寸前だった我々もなんとか息を吹き返しました。ちなみに、「延命水」は飲用不可らしいです。

晴れていれば、南アルプスと富士山を一望することが出来る観音平。この日は気温が高いこともあって、午後からはだいぶ霞んでしまい、眺望はイマイチでした。

この後は、小淵沢まで一気に急降下。今度はJR小海線の南側を通る広域農道「レインボーライン」を西から東へ大移動。最初の道の駅「南きよさと」へと戻っていきます。

ペース配分なんてお構いなしのスエゾーさんの「引き」のお陰で、予定よりも早く戻ってくることが出来ました。私はもう脚がボロボロです…。

 


穴山温泉 能見荘

ライドの疲れを癒すには温泉が一番。帰りがけ、中央道 須玉ICから北へ3kmほど、高台にひっそりと佇む穴山温泉「能見荘」さんで日帰り入浴を利用させていただきました。

『日本百名山』の著者 深田 久弥 氏の終焉の宿としても知られる能見荘さん。南アルプス、八ヶ岳、秩父山系への登山愛好家からも常宿として親しまれているようです。よく手入れされたお庭に本格的な茶室まであったり、昭和レトロな趣があるお宿ですね。

「山ありて わが人生は楽し」
沁みるな〜。

SHARE